カナダのワルデル・アームストロング・インターナショナル株式会社がカイセリ県で57回ボーリング調査を行い、二つの地区で約３１トンの金鉱脈があることがわかった。金鉱脈拡大のため、2012年も引き継ぎ作業を続行することが発表された。
オクスット鉱業のバフリ・ユルドゥズ社長は、発見された金鉱脈の拡大に向けてエルジェス山麓のザマントゥ川トンネルとその周辺を含め二ヶ所のボーリング調査を続行することになった。
ユルドゥズ社長は次のように述べた。
「デェヴェリ郡のオクスット村とジラ地区の境界内での金鉱化作用は、ストラテック鉱業株式会社により２００７年１０月から２００８年4月１０日まで地質図と鉱石によるサンプリングによって行われていた。２００８年以降その地区で、５０００分の１と１０００分の１の縮尺地質図や鉱石や土壌のサンプリングを使って進められていた作業では、金鉱化作用が経済的に見合うものである可能性が明らかになり、２００８年８月１７日にボーリング調査が開始された。
２００８年８月１７日から２００９年５月１１日までの計１３回のボーリング調査とフィールドの大部分での地球物理学的（IPと磁気）調査を行った。２００９年５月１１日にストラレック鉱業株式会社とカナダのセントラ・ゴールド社との間で、オクスット鉱化作用の調査と経済的に見合う埋蔵量が見つかった際の業務提起を目的に契約が締結された。
新たな開発に関わるものとして、２００９年１０月１２日にオクスット鉱業株式会社が設立され、ストラテック鉱業所有のオクスットからジレ周辺の９か所の採掘許可がオクスット鉱業株式会社に引き渡された。
また、カナダのゴールデル・アソーシエーション社による事前準備の第一段階、および２０１１年１２月２６日には準備段階のすべてが終了した」。
ユルドゥズ社長は、事前準備には鉱物探査調査が開始された時の環境状況（植物相、動物相、地上・地下の水、空気汚染）をも含んでいると述べ、鉱山では昨年末まで５７回のボーリング調査が行われたことを発表した。深さ１万３８３５メートルのボーリング調査の結果、２か所で約３１トンの金脈が発見された。この金鉱脈の拡大のために、２０１２年も引き続きボーリング調査が続けられることになる。
■中央銀行貯蔵量２０６トン
エルデム・バシュチュ中央銀行総裁は、イスタンブル金・宝石サミットで銀行の金庫にある金の貯蔵量を発表し、金庫にある金の貯蔵は２０６トンに達したことを述べた。
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（ 翻訳者:小幡あい ）
（ 記事ID:25929 )