コーラン学校参加基準に変更措置
2012年04月08日付 Yeni Safak 紙


(1997年の)「2月28日過程」で生まれた、コーラン学校に立ちはだかる障害が少しずつ取り払われ始めた。

「2月28日過程」や「8年一貫制初等教育制度」の導入により、15歳以下の子供がコーランを学ぶことも困難になっていた。しかし今回義務教育を12年間に変更する法により、学校で「コーランと預言者ムハンマド」が選択科目となった上、夏期コーラン学校に立ちはだかっていたいくつかの障害も取り払われた。官報で公布されたコーラン学校規則では、両親の同意によって小さな子供もコーラン学校に行けることが盛り込まれている。改正された規則の注目すべき内容は以下の通り。

・学校の長期休暇中、子供たちは自らの意思で、小さな子供も両親の同意があれば夏期コーラン学校に行けることとなる。

・夏期コーラン学校は、コーラン学校やモスク、宗務局が認める場所で、行政の承認によって開かれる。

・夏期コーラン学校の期間は、2カ月間、週5日を越えない。

・コーラン学校は県の宗務局の申請と宗務省の承認により教育が認められる。

・コーラン学校は国民の祝日には学校が休みになる。

・コーラン暗唱教育に関する練習は週末と長期休暇中も続けられる。

・寮や寄宿舎への学生受け入れでは殉職者の親族が優先される。

・コーラン学校に登録する者はトルコ共和国国民であることが条件とされる。外国人留学生の登録には外務省の許可が必要となる。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:26010 )