巡礼許可証の売買仲介業者が暗躍:当局の警告も空しく
2012年04月14日付 Jam-e Jam紙

 毎年〔イラン人巡礼団のメッカへの〕旅立ちを目前に控えた時期になると、巡礼及び小巡礼の許可証の売買市場が過熱する。巡礼庁の関係者によれば、こうした許可証の売買は違法行為にもかかわらず、である。ブローカーらは巡礼事務所や登記事務所に登録することで、自らの違法行為が合法的なものであるかのように装おうとしようとしている。にもかかわらず、活況を呈するこうした違法市場を取り締まるべき機関・関係当局はいまだに存在しないのである。

 メフル通信の報道によると、〔メッカへ向かう〕一団への巡礼者らの登録が始まるのと時を同じくして、巡礼許可証の売買市場もこれまでになく活況を呈するようになっているという。実際、街中で、そしてほぼすべての路上で、こうした許可証の売買仲介業者らの大規模な宣伝を目にすることができる。

 巡礼や小巡礼の許可証の販売業者の宣伝がこれまでなく増加している一方で、巡礼参詣庁はこれまで何度も、こうした許可証の売買は違法であると表明してきた。しかしながら、巡礼庁の関係者らは、こうした仲介業者を取り締まるための法的手段を持ち合わせていないというのも事実のようだ。

 他方、ブローカーらが提示する〔許可証の〕価格も、巡礼庁が求める価格と大きく異なっている。それは時に、正規の価格の3倍にまで跳ね上がっており、そのため許可証の売買はブローカーらに多大な利益をもたらしている。

 現在、巡礼/小巡礼という精神的な旅に対して巡礼庁が提示している価格はそれぞれ、約500万トマーン/100万トマーン〔約33万円/6万6千円〕だが、ブローカーらが提示する今年の価格は、巡礼で約1100万トマーン、小巡礼で300万トマーンなのである。

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(翻訳者:ペルシア語記事翻訳班)
(記事ID:26090)