エジプト:北西海岸地域の水問題
2012年04月20日付 Al-Ahram 紙


■マルサー・マトルーフと北海岸に飲料水が戻ってきた

2012年4月20日 金曜日 『アル=アハラーム』

【マトルーフ:アーティフ・アル=ムジュアーウィー】

エル・アラメイン浄水所は、北西海岸とマルサー・マトルーフ市に対して、両地域の向けの通常量の送水を開始した。過去48時間の間にマルサー・マトルーフへ送水された水量の合計は7万立方メートル、日量3万5000立方メートルとなった。

マトルゥーフ市の水備蓄率は、灌漑省がボルグ・アル=アラブ浄水所からハマーム送水管へと送水したことによって、4万5000立方メートルまで上昇した。この送水作業は、ハマーム送水管の水高を27m以上引き上げること、アル=アラメイン南浄水所が同送水管から揚水できるようにし、その後当該地域(=マルサー・マトルーフと北西海岸地域)への送水を可能とすることであった。当該地域は、先週ひどい水不足に見舞われた。マトルーフ県のタハ・ムハンマド・アッ=サイード知事は本紙に対し、水を日々一定量で送水すると灌漑相と合意したと強調した。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:西舘康平 )
( 記事ID:26144 )