FEM予備校、高等教育資格試験(YGS)全問正解者に、自動車プレゼント
2012年04月21日付 Zaman 紙


FEM予備校は高等教育資格試験で一位になった2名の生徒を自動車のプレゼントで表彰した。

大学入試センター(ÖSYM)の歴史において、女性として初めて全問正解したシュメイエ・サティンさんは、試験がうまく行かなかった生徒たちに対し、気を落とさぬよう、集中して勉強すれば、希望する学部に入学できるはずだ、と述べた。もう1名の全問正解者であるアブドゥッラー・ジョシュクン君は、1年間ゲームを我慢し た、と述べた。

トルコで上位に入った高等教育資格試験(YGS)の全問正解者たちは、ファーティフ・アクデニズ通りにあるFEM予備校の会議室に集まった。メディア関係者の質問に答えたFEM予備校の専門相談員、ファルク・アルデュチ氏は、試験の結果が良くなかった生徒たちに対し、継続して勉強に励めば学部決定試験(LYS)で得られる点数で良い大学に入学できると強調した。全問正解者たちが、コンヤとオスマニイェ出身であることに着目するアルデュチ氏は「成績優秀者はアナトリアから広く輩出されている。(出身地との関係性の)調査が必要である。予備校は平等に学ぶ機会を提供している」と語った。アルデュチ氏は、全問正解した2名の生徒へトヨタ製の新車をプレゼントするつもりだと述べた。

■成功は周囲のサポートのおかげ

トルコの大学入試試験で全問正解したシュメイイェ・サティンさんは、予備校には学校と並行して通っていたことを明かした。学校で指導担任と行なった学習プログラムを予備校のものと一緒にしたと語るサティンさんは「先生方のサポートがあったからこその結果だと思います。FEM出版の参考書もこの成功に大きく貢献してくれました。 20万人の間で行われた一斉試験は、国内で自分たちを試す機会を与えてくれた。特別なことはしなかった。先生方が与えてくれたプログラムに沿って学習した。また、社会生活も放棄することなく、普段通りの生活を送っていた。1つずつ着実に学んできた。ドラマだって見た。私からのアドバイスは、試験の結果が良くなかったからと行って、気を落とすことはない。今後集中して勉強すれば、希望した学部に入学できるでしょう」と述べた。

シュメイエ・サティンさんの母、ヴァヒデ・サティンさんは娘が普段通りの生活を送っていたと語る。「シュメイエはいつもテレビを見て、ゲームもしていました。私は彼女が小さかった時、本を読むように言いつけていた。娘は時間があればいつも読書をする。読書が成功の秘訣だと思う」と述べた。

■テレビやパソコンから距離を置くことが大切

7人兄弟の末っ子であるアブドゥッラー・ジョシュクン君は、試験を受けるまでの1年間ゲームで遊ばなかったと明かした。ジョシュクン君は「信じることなしに成功はやってこない。我慢をせねば何も成らない。コンピューター、ゲーム、テレビから1年間距離を置くことが大切。コンピューターゲームも 久しくやっていない。夏休みにはコンピューターゲームでたくさん遊ぶつもりだ」と述べた。

■成功は実践のおかげ

イスタンブルの私立学校の中で第1位、トルコ国内では第11位のアフメト・セファ君は、成功は実践同様で臨んだ試験のおかげだと語る。セファ君は、「実践」試験を次のように説明した。
「高等教育資格試験より一定期間前に、ゆかりのない学校で、知らない生徒たちとともに試験を受けていました。試験はベルの合図で始まり、ベルで終了する。尽力してくださった先生方に感謝の意を表したい。」

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( 翻訳者:松永拓人 )
( 記事ID:26147 )