国軍、アラブ首長国連邦に警告
2012年04月21日付 Jam-e Jam 紙

プールダスターン司令官「もし外交で答えが出なければ、軍事的手段によってイランの力を示すことになるだろう」

 イラン領である三島についてのアラブ首長国連邦〔以下UAE〕、ならびに一部のペルシア湾岸諸国の主張に対する、国連へのイラン側の抗議と時を同じくして、国軍陸上部隊のプールダスターン司令官はこの件に関し、もし外交で答えが出ないようであれば、軍事的手段によってイランの力を示すことになるだろうとの警告を発した。

 マフムード・アフマディーネジャード大統領による最近のアブー・ムーサー島訪問と、これに関するUAE側の厚顔無恥な抗議・主張を受け、ペルシア湾岸協力会議は先週、特別会合を開き、その中でUAEの立場を擁護するという挙に出た。

 その後、サウジアラビアとUAEの大使・代表らは潘基文国連事務総長に宛てた書簡の中で、アフマディーネジャード大統領の〔アブー・ムーサー島〕訪問について〔抗議する内容の〕主張を提示、これに対しイラン・イスラーム共和国の国連常任代表部は安全保障理事会の持ち回り議長に書簡を送付し、イラン領の三島に関する彼らの根拠のない主張を断固としてはねつけ、「アブー・ムーサー島、ならびに大小トンブ島は常にイランの領土にとって不可分の一部であり続けてきた」と強調した。

〔‥‥〕

 こうした中、国軍陸上部隊のアフマドレザー・プールダスターン司令官は、イラン領の三島に関する外国の発言について、「もし侵略行為を起こそうというのなら、また問題を政治的に決着させる意志がないのなら、軍はイランの力を侵略国に対して見せつける用意がある」と語った。

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( 翻訳者:8410016 )
( 記事ID:26221 )