エジプト:地方での灌漑事業
2012年04月27日付 Al-Ahram 紙

■灌漑・水資源相と電力相は日曜日にアスユート県の新しい灌漑ダムに礎石を据える予定

2012年4月27日『アル・アハラーム』

【記載なし】

ヒシャーム・キンディール灌漑・水資源相は、ハサン・ユーニス電力相とアスユート県知事と同伴して、明後日日曜日(29日)の朝にアシユートの新しい灌漑ダムと付属の発電所の礎石を設置する予定である。定礎式は、この事業の現場での大規模な式典の中で行われ、その式典には、人民の指導者、行政の指導者、アスユート県のさまざまな政党・政治勢力も参加する。

本日(27日)ヒシャーム・キンディール水資源・灌漑相は、「新灌漑用ダムの建設作業は来月5月から始まり、その作業は64カ月間続く。建設費用は40億ポンドに達するが、その稼働は2017年9月の第1日目からの予定である」と述べた。

同水資源・灌漑相は、アスユート県の新たな灌漑用ダムが、アスユート県、アル・ミーナー県、バナーサウィーフ県、ギザ県、そしてファイユーム県にある165万フェダーン(1フェダーンあたり4200.833平方メートル[エジプト])、エジプトの耕地面積の2割に及ぶ土地の灌漑の改善と調整に貢献するだろう、また、2メガワットに達するクリーン・エネルギーによる発電に必要な水の充足に貢献するだろう、またその新しい灌漑用ダムは、カイロからアスワンまでのナイルクルージングの活性化に向けて、最新の世界的運航システムによる運航用の閘門二機を含んでいる、と述べた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:西舘康平 )
( 記事ID:26255 )