ハージーザーデ司令官「アメリカの航空母艦を戦闘不能にすることは容易である」
2012年04月28日付 Jam-e Jam 紙

 革命防衛隊宇宙航空部隊のハージーザーデ司令官は、近隣諸国にある敵の基地から今後イランに対して攻撃が行われる可能性があるとの報道について言及し、「公式、非公式の席上でこうした近隣諸国に対して指摘されてきたことだが、何らかの地点から我々に対して攻撃が行われた場合、それがどこから、またどの国との関連で行われるものであろうとも、我々にとって違いはなく、必ずやそれに対抗措置を講ずることになるであろう」と警告した。

 アミール・アリー・ハージーザーデ司令官はファールス通信とのインタビューの中で、さらに「こうしたことを行うための近隣諸国にある敵基地の存在は、すでに完璧に特定されている」と付け加えた。

 宇宙航空部隊司令官は、周辺地域の海上にいるアメリカ艦隊の存在について触れ、航空母艦を戦闘不能にするためには、それを必ずしも沈没させる必要はないと指摘しつつ、「第一に、このような軍艦を沈没させることはさして複雑なことではないし、第二にこうした軍艦には最新鋭の、精巧かつデリケートな装置が用いられており、もし一発のかんしゃく玉がこうした軍艦の甲板で爆発すれば、どこかに必ずダメージを与えることができる、つまりちょっとした爆発でこうした軍艦は確実に動かなくなる、と友人らが冗談めかして言っているほどなのだ。そしてより重要なのは、軍艦自体より、こうした軍艦で働いている部隊が、動揺と精神的ストレスのために機能を停止してしまうことなのである」と指摘した。

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( 翻訳者:8409013 )
( 記事ID:26305 )