改名、これからは司法による判断は必要なし
2012年05月01日付 Jam-e Jam紙

イランでは年間約7000人が改名を申請

【社会部:マストゥーレ・バラーダラーン=ナスィーリー】可決された場合、18歳以上のイラン国民ならば1度名前を変えることができるとする政府提出法案について、戸籍庁が初めて明らかにしてから、すでに8ヵ月以上が過ぎた。

 この法案の可決に向けた動きについては、何の情報もない。しかし、戸籍庁長官によると、改名を実施するための運用規則がすでに各戸籍事務所に通達されており、それによれば、一部の名前については、もはや司法に回す必要はなく、司法判断を経ずに各戸籍事務所で改名手続きを行うことができるという。

 イランでは年間、およそ7000人が改名を申請しているが、様々な証拠が示すところによると、改名を希望している人の数はこの数字をはるかに上回るようだ。

 ファーストネームの場合、申請書を提出して、司法による判断が降りれば、次の条件で改名が認められる。すなわち、・〔もとの名前が〕慣習や支配的文化、冒すべからざる宗教的価値などに反している、・名前が下品で低俗である、・性別に不適切である、・総じて特殊でまれな名前である、といったものである。

 サイード・ベフザード〔※アラビア語とペルシア語の単語がちゃんぽんになっている珍しい名前だと思われる〕、ショフレ・ファーテメ〔※「ファーテメの名声」の意〕、サルヴァーン〔※「大尉」〕、サルティープ〔※「准将」〕、ドクトル〔※「博士」〕、シャフルダール〔※「市長」〕、ショウキャット・アル・モルク〔※「国家の栄華」〕、ハージーイェ・ソルターン〔※「ハージーイェ」はメッカ巡礼を行った女性に対する尊称、「ソルターン」は「王」の意〕、ヴァーヌーショカー、ジャーカールドゥ、シャーフドゥースト〔※「シャー(王)を愛する者」の意〕、ゴリー〔※トルコ語起源で「息子」の意〕、ゴラーム〔※「奴隷」「召使」〕、ゴルグ〔※「狼」〕、ゾルフ〔※「巻き毛」〕などは、戸籍庁のウェブサイトで明確に、変更可能な名前として指摘・公表されている名前の一例だが、それにもかかわらず、これまではこれらの名前の持ち主は、改名するためには司法の判断を仰がねばならなかったのである。

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(翻訳者:8410051)
(記事ID:26336)