優勝!ガラタサライ-トルコ全土が赤黄に染まる
2012年05月13日付 Hurriyet 紙

スポル・トト・スーパー・ファイナルの6週目にフェネルバフチェと対戦したガラタサライは、この巨大なダービーマッチをフェネルバフチェのシュクリュ・サラジオール・スタジアムで戦い、宿敵と0-0で引き分けて2011-2012シーズンのチャンピオンとなった。試合終了のホイッスルとともに黄と赤(ガラタサライのチームカラー)のチームのサポーターたちは通りに飛び出し、優勝を存分に祝った。

■タクスィム広場

フェネルバフチェ・ガラタサライ戦の終了ホイッスルが鳴らされると、ガラタサライ・サポーターたちはタクスィム広場に集まり、優勝を祝い始めた。

スポル・トト・トルコ・スーパーリーグの2011-2012シーズンチャンピオンとなったガラタサライのサポーターたちは、終了ホイッスルとともに優勝を祝い始めた。試合を見ていたベイオールの家から飛び出したサポーターたちは、タクスィム広場に集まった。自宅からガラタサライの旗を持って車でタクスィム広場にやってきたサポーターたちと群衆は刻々と増えている。サポーターたちは広場で松明をともして太鼓を叩き、優勝の熱狂の中にいる。優勝祝いはタクスィム広場のほかフロルヤ・メティン・オクタイ複合スポーツ施設でも続いている。サポーターたちが施設に集まったため、道路は大渋滞した。一部のサポーターは車を放置して徒歩で施設に向かおうとした。サポーターたちは興奮の中チームが施設に来るのを待っている。

■サポーターがフロルヤに走る

ガラタサライ・サポーターたちは、スポル・トト・スーパーリーグで最高の結果を迎えたチームの優勝をフロルヤで祝っている。ガラタサライがスポル・トト・スーパー・ファイナルの決勝をアウェイゲームでフェネルバフチェと0-0で引き分けて優勝を宣言すると、黄と赤のサポーターたちはフロルヤ・メティン・オクタイ複合スポーツ施設に集まった。
施設周辺から集まった数千人のサポーターたちは、歓声とマーチで優勝を祝っている。
この後施設内に入ったサポーターたちは、黄と赤のチーム到着を待っている。

■アダナでサポーターが通りにあふれる

スポル・トト・スーパーリーグ2011-2012シーズンを優勝で終えたガラタサライのサポーターたちはアダナで優勝を祝った。
スポル・トト・スーパー・ファイナルの決勝グループでフェネルバフチェとガラタサライの間で行われた試合の終了後、多くのサポーターがアタテュルク、ガーズィパシャ、バラズィ・ヨル、ズィヤ・パシャの各大通りで喜びを表した。
車で列を組んで街を巡った黄と赤のサポーターたちは、多くの大通りで渋滞を引き起こした。
喜びを表すあまり行き過ぎないよう、機動部隊支部から多数のチームが派遣され、街中の広場や大通りに配置された。
この際に、一部の地域で喜びを表して発砲され、何軒かの家に銃弾が命中して被害が出たという。

■スィヴァスでガラタサライ・サポーターたちが優勝を祝う

スポル・トト・スーパーリーグで2011-2012シーズンを優勝で終えたガラタサライのサポーターたちは、スィヴァスでも優勝を祝った。
スポル・トト・スーパー・ファイナルの決勝グループでフェネルバフチェとガラタサライの間で行われ0-0に終わった試合の後、多くの黄と赤のサポーターは、旗やスカーフ、松明とともにジュムフリイェト広場、駅、アタテュルク大通りに集まった。
スィヴァスで喜びを示して車で列を組み駅前大通りを巡った黄と赤のサポーターたちは、歓声をあげて優勝を祝った。サポーターたちの車の列によって多くの大通りで渋滞が発生した。
スィヴァス県警の多数の部隊は、喜びを示す際に行き過ぎないように街中の広場や大通りで対策に当たった。
この時、ジュムフリイェト広場を通ったフェネルバフチェ・サポーターとガラタサライ・サポーターの間でしばしば短い緊張が起こった。

■デニズリでガラタサライ・バイラム

スポル・トト・スーパー・ファイナルでの試合終了のホイッスルの後、優勝したガラタサライのサポーターたちは道にあふれ、ガズィ通りとデリクリチュナル広場を埋め尽くした。数百人のサポーターたちは「チャンピオン・ジムボム(ガラタサライの愛称)」の歓声をあげて満喫した。デニズリ県警は優勝祝いが行われた地域で集中的に治安対策に当たった。あるフェネルバフチェ・サポーターがユニフォームを着て、優勝を祝っているガラタサライ・サポーターのグループの中に入り祝っているのが見られた。

■ディヤルバクルで祝賀に影

ガラタサライの優勝後、ディヤルバクルの中心地イェニシェヒル、バーラル、スリチ各郡から数千人がイェニシェヒルのオフィス通りに集まった。警察の装甲車が治安対策に当たり、閉鎖された大通りに集まった数千人の人々は、ガラタサライ支持のスローガンを叫んで旗を広げた。「アメド(ディヤルバクル)はここだ、出口はない」と言いながら警察装甲車に登ろうとした数人の若者が、周辺で治安対策にあたっていた機動部隊を妨害した一方、多くの社会的事件で若者が警察に対抗するために使った花火は、今回はガラタサライのために空を飾った。

■喜びに暴徒の妨害

オフィス街のあるキュルトゥル通りでのガラタサライ優勝の喜びに、一部の若者たちが影を落とした。ガラタサライの優勝を祝ってディヤルバクルで喜びを示していたガラタサライ・サポーターたちを、一部のディヤルバクルスポルのサポーターが襲撃した。ディヤルバクルスポルの旗を持ち、「我々が奮闘する中喜ぶのか」と書かれたプラカードを広げた群衆が、ディヤルバクルの最大の主要道路であるエキンジレル大通りでガラタサライ・サポーターを襲撃した。石やバット、蹴り、殴打で暴力をふるい、何が起こったのかと驚くガラタサライ・サポーターたちは逃げを選んだ。この一団はしばらくガラタサライ・サポーターたちを追い、その後ふたたび集まって「オフィス街は我々のものだ」と歓声を上げた。ガラタサライ・サポーターたちを襲撃したグループは、治安対策にあたっていた警察の妨害を受け解散した。

(中略)

■オランダで黄と赤の熱狂

黄と赤のチームの優勝は、オランダでも熱狂的に祝われた。
ガラタサライがスポル・トト・トルコ・スーパーリーグで優勝したことは、オランダのサポーターたちを夢中にさせた。
試合終了のホイッスルとともに、同国の多くの街で通りに流れ出たガラタサライ・サポーターたちは、優勝を存分に満喫した。
サポーターたちはガラタサライ・フェネルバフチェ戦をトルコ人関係の団体や機関で観戦し、試合終了後車で広場に降り立った。
ロッテルダムやアムステルダムのようなトルコ人が多く住む街で通りを埋め尽くしたサッカーファンたちは、ガラタサライとトルコの旗で景観をカラフルに彩った。
サポーターたちがロッテルダムの主要道路を車で巡り交通渋滞を引き起こす一方、警察は事件の可能性に備えて対策にあたった。

■コソボでの黄と赤の熱狂

ガラタサライの優勝はコソボでも熱狂的に祝われた。
そわそわと試合を待ったガラタサライ・サポーターたちが試合結果に歓喜する一方、フェネルバフチェ・サポーターたちは悲しみにくれた。
黄と赤のサポーターたちは試合後歓声とともに(伝統舞踊の)ハライを踊って優勝を祝った。優勝祝いは首都プリシュティナの通りにもあふれた。黄と赤のサポーターたちは車で道を巡り、多くのサポーターが旗と歓声で優勝の喜びを味わった。
コソボのメディアは、ヨーロッパでのレアル・マドリード対バルセロナ戦についで、トルコで今日ヨーロッパ最大の試合が行われたと述べた。

(中略)

■東部でも優勝の喜び

スポル・トト・スーパーリーグ・スーパーファイナルで、アウェイゲームで宿敵フェネルバフチェと引き分けて優勝したガラタサライのサポーターたちは、試合の直後優勝を祝い始めた。ヴァン、ハッキャーリ、ビトリスで集まった数百人のサポーターは、ガラタサライの優勝とともに道にあふれた。サポーターたちは試合終了とともに大通りを埋め尽くし、ガラタサライの旗を持って歓声を上げ、車で喜びのツアーを行った。街の中心部では大興奮が起き、存分に喜びを味わったガラタサライ・サポーターたちは事件を起こすことなく解散した。


■マルマリスで2チームサポーターの合同祝賀

試合終了のホイッスルのあと、アタテュルク大通りとジュムフリエト大通りではガラタサライ・サポーターたちがバイクや自動車で4キロメートルに及ぶ列を作った。サポーターたちはガラタサライのユニフォームを着て旗を掴み、アタテュルク像の前に集まって花火や紙吹雪を投じた。優勝祝いには外国人旅行者も参加し、フェネルバフチェ・サポーターの一団も参加した。両チームのサポーターたちはマルマリス・フェネルバフチェ協会前に集まり、合同で祝った。この祝賀では事件は一切起こらず、バイクに乗った交通警察はガラタサライ・サポーターたちのバイクのグループに同行してサポートした。集まった数千人のガラタサライ・サポーターたちはコルドン大通りを出発して外国人旅行者が集中するマリーナまで歩き、「ジムボム最高」、「優勝カップは我々の権利」、「フェネルを庭(バフチェ)に埋めた」などのスローガンを轟かせた。レストランやコーヒーショップに座ってガラタサライ・サポーターたちを見た外国人旅行者は、拍手で支持した。

(後略)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:26373 )