北キプロス、ストライキで混乱
2012年05月15日付 Hurriyet 紙

北キプロス政府の閣議で、北キプロス・レフコシャ市(LTB)で生じた財政危機の結果、二ヶ月間給料を受け取れないでいる労働者らが行ったストライキを、60日間延期させる旨の決定が出たことに反発した労働者らは、力づくで市庁舎に押し入ろうとした。

閣議での決定の後、市庁舎へ歩いて向かった労働者らは、政府のストライキ延期の決定を認めないと述べた。

市庁舎に押し入ろうとした労働者らと警察の間で騒動が起こった。その後、労働者らは建物の前の道路を封鎖し、道にごみをまいて火をつけた。デモでは、公務員労働組合(BES)の執行部メンバーのムスタファ・ヤルンカヤ氏が警察によって逮捕され、デモ参加者らの反発を招いた。

BESのサバシュ・ボザト組合長は、政府のストライキ延期の決定が「違法」であると主張し、決定を認めずデモを続ける予定だと述べた。

この間にデモグループは、政府総辞職とジェマル・ブルトオール市長の辞任を叫ぶスローガンを投げかけた。

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( 翻訳者:澤井祥子 )
( 記事ID:26400 )