エジプト:港、道路、鉄道の開発に75億エジプト・ポンドの投資
2012年05月20日付 Al-Ahram 紙

■エジプト:港、道路、鉄道の開発に75億エジプト・ポンドの投資

2011年05月20日 『アル=アハラーム』

【ハーニー・イマーラ】

 ジャラール・ムスタファー・サイード運輸大臣は、港湾、鉄道、道路の開発計画に割り当てられた来年度予算を明らかにし、その予算が750億エジプト・ポンドを超えると明言した。

ムハンマド・サーリム通信大臣は、今年の10月よりも前にエジプトの経験と能力によってE Podという機器が1万台生産されるだろうと述べた。そして第一段階として、中学校・高校の学生たちにこの装置が配布される予定である。また、それはエジプトの全ての学生たちの需要にこたえるだけの膨大な量を供給するためにこの機器の生産を拡大することが前提となっている。それは、この機器が学校のカリキュラムの提示に使用することができるからである。

 この話題は、昨日イスマーイール・アブドゥルガファール氏を議長とする、科学・テクノロジー・海運のためのアラブ・アカデミーによって組織された拡大会議で議題に上った。この会議は実業界の学術研究支援に関する役割についての会議であり、6名の大臣、すなわち高等教育大臣、学術研究大臣、産業大臣、運輸大臣、通信大臣、民間航空大臣が出席した。

高等教育大臣のムハンマド・ナシャール氏は、「我々は、誰かからの支援を待つ必要はない。我々は、自らに頼らなければならない。」と付け加えた。そして、「学術研究は、一般には社会の発展にとって、また特に産業の発展にとって、真の推進力である」と明言した。学術研究大臣ナディヤ・ザハーリー氏は、政府の新しい予算で初めて学術研究への配分が増加したと述べた。そしてそれは、研究者の若者たちおよび学術的な発明の前に新しい地平線を開くことになる、とも述べた。

産業大臣マフムード・イーサー氏は、「我々は学術研究について多く語るが、大きな進歩は遂げていない。しかし、学術研究を開発の原動力であるとみなして、エジプトの全ての公的機関において、学術研究に優先権を与える機会が訪れた。」と語った。

そして民間航空大臣フサイン・マスウード氏は、航空工学の分野での学術研究の重要性および意義を認める必要があると付け加え、航空機産業の分野で最近数年の間に目覚ましい進歩を生み出すことができたと述べた。

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( 翻訳者:西方真帆子 )
( 記事ID:26443 )