ボスフォラス第3橋を含む高速道路、受注会社決定
2012年05月29日付 Radikal 紙

ボスフォラス海峡にて架橋予定である第3橋の建設を含む「北マルマラ高速道路プロジェクト」。オダイェリ-パシャキョイ区間(ボスフォラス第3橋を含む)の入札が行われ、イチタシュ建設商社及びアスタルディ社の共同企業体が落札した。

ビナル・ユルドゥルム交通海事通信相は、「北マルマラ高速道路プロジェクト」の入札後、記者会見を開き、入札した企業の入札内容を発表。イチタシュ建設商社及びアスタルディ社の共同企業体が建設期間を含めた最短事業期間を10年2ヶ月20日と提示したことを伝えた。

同相は5月24日に各企業の代表らが招かれて一般公開入札が実施されたこと、詳細の調査の結果、サリニ社とギュレルマク社の共同企業体は、第3橋設計の約定に即していないと判定されたことを伝えた。問題の設計では橋脚が海中にあると想定されており、これが契約書に即していないことから、同共同企業体が除外された。

建設プロジェクトの費用は約45億リラ(約1,907億円)に上る。36ヶ月でのプロジェクト完了が予定されており、2015年の開通が目標である。また同相は、ジェンギズ建設、コリン建設、リマク建設、マクヨル建設、及びカルヨン建設から成る共同企業体が事業期間を14年9ヶ月19日と提示したと伝えた。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:26547 )