チャーラヤン経済相、トルコ語オリンピックに感激
2012年06月04日付 Zaman 紙

ザフェル・チャーラヤン経済相は、トルコ労働者実業家連合(TUSKON)が催した夜会に出席し、トルコ語オリンピックに参加する学生たちと集った。チャーラヤン経済相は、訪問したすべての国でトルコ人学校を視察したと語り、「そのいずれも誇らしく思い、新月旗が掲げられているのを見てとても嬉しく思った。今後どの役職に就こうとも、私は生涯このプロジェクトに奉仕したい」と述べた。

トルコ労働者実業家連合(TUSKON)は、第10回国際トルコ語オリンピックに出場するため集った135ヵ国の学生と、トルコの実業家を会わせる場を設けた。世界の子どもたちのパフォーマンスで盛り上がったこの夜会には、ザフェル・チャーラヤン経済相も出席した。チャーラヤン経済相はスピーチで、5年に及ぶ在任期間のうち、ここ3年間で150ヵ国を訪問したとして、国外のトルコ人学校について語った。
「私はそこにあるすべてのトルコ人学校を視察した。訪問したいずれの学校に対しても誇りを感じた。そこでトルコの新月旗が掲げられているのを見てきわめて嬉しく思った。これらの学校では教師たちによってトルコのイメージと国旗が高められ、また彼らはその国の最も優秀な子供たちを教育している。オリンピックのため今日トルコを訪れた子どもたちは、将来、それぞれの国で首相もしくは大臣としてトルコを紹介するだろう。」

チャーラヤン経済相は、スピーチでヨーロッパの金融危機に言及し、TUSKONの活動について次のように述べた。「ヨーロッパが金融危機に直面している中、我々は1兆350億ドルという共和国史上最大の輸出額を記録した。この成功に最も寄与したのは、各国へ赴き、大使や領事のように活動している人々である。世界が経済問題に頭を悩ませている今日において、彼らはトルコの経済を成長させた。彼らにとても感謝している。」

トルコ語オリンピック出場のため135ヵ国から集まった学生と実業家と共にイスタンブル・ヒルトンホテルで開かれた夜会に出席したチャーラヤン経済相は、トルコ人学校との連携を長期的に見ていく必要があると述べた。大臣はこのプロジェクトに関わるすべての人に感謝の意を示し、「今後どの役職に就こうとも、私は生涯このプロジェクトに奉仕する人々と共に奉仕しつづけることを大変誇りに思う」と述べた。

国際トルコ語オリンピック委員長を務めるメフメト・サーラム教授は、「教師たちは自らの職務を重要性を本当に信じており、彼らの仕事は単なるトルコ語教師に留まらない。彼らは学生たちに手本を示しているのだ」と述べ、世界中に派遣された教師たちの活躍を強調した。ルザヌ-ル・メラルTUSKON代表は、「TUSKONは貿易の橋渡しをすると同時に、愛情の橋を架けている。この橋によって、世界はより住みやすい場所になるだろう」と述べた。夜会に出席したTUSKON会員の実業家と学生たちは、共に楽しい時間を過ごした。テキサスの青年とセネガルの学生が一緒になって地中海の民族舞踊を踊ると、観客たちは感嘆した。夜会のフィナーレは、ケナン・ウシュク氏が司会を務める「5兆欲しい人は?」というゲームだった。モルドヴァから参加したエヴジェン・モスコルヨヴさんとドン・ネギナさんがコンテストを盛り上げ、観客から大きな喝采を浴びた。

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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:26612 )