クリミア・コンゴ出血熱、テヘランに伝播:正確な広報活動の欠如の結果
2012年05月31日付 Mardomsalari紙

 東部諸州で流行を見せていたクリミア・コンゴ出血熱が、ついにテヘランにも及び、罹患した2名の市民が重体であるとの情報が伝えられた。こうしたなか、保健省やイラン国営放送などの関係機関は、この感染症に関する広報とその予防方法について、いまだに十分な措置を講じていない。

 メフル通信の報道によると、しばらく前に汚染した家畜を通して東部国境から国内に侵入したこの新たな病は、人々の無知と、保健省ならびにイラン国営放送による広報活動の怠慢が原因で、スィースターン・バルーチェスターン州、及びホラーサーン・ラザヴィー州で蔓延、イランにとって衛生上の新たな問題へと発展した。

 この病気が国内に侵入して間もなく、9名がホラーサーン・ラザヴィー州で罹患、うち2名が命を落とした。この病気は最近になって、首都テヘランにも到達、現在市民2名が重体であると報告されている。

 にもかかわらず、保健省やイラン国営放送の関係者たちは、この病気はすでに制圧されたと発表、首都テヘランへの伝播を否定している。

 ある衛生の専門家はメフル通信に、この病気の予防は簡単であるとした上で、「畜産業者は殺虫剤を散布することで、ダニといった虫を介して発生するこの病気の伝播を防ぐことができる」と指摘している。

 また消費者も、肉を触る際に手袋をはめたり、肉を48時間、冷凍庫の中に保存したりすることで、病気への感染を防ぐことができるという。

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(翻訳者:8409088)
(記事ID:26641)