イスラエル議会、1915年アルメニア「虐殺」事件を審議
2012年06月12日付 Hurriyet 紙

マーヴィ・マルマラ号襲撃に関与したとされる4名のイスラエル人指揮官について、トルコで終身刑を求刑する訴訟が起こされた。これに反発しているイスラエル議会(クネセト)で、明日審議される「アルメニア虐殺」の件で今日、特別会議が行われた。

ルーヴェン・リヴリン議長は、9名のトルコ人が死亡したマーヴィ・マルマラ号襲撃事件に関するイスラエル国家調査報告書の開示前日に行われた会議で発言。1915年に起こった出来事について「トルコに、または現在のトルコ政府に責任を負わせようなどとは考えていない」と述べた。

リヴリン議長はこの件を政治問題にすべきではないとし、「(しかし)他の人々に降りかかった悲劇を無視してはならない」と述べた。

1915年の事件は、クネセトが初めて迎えた12月に教育委員会での会議で議論された。虐殺の主張に反対するカディマ党のオトニエル・シュネレル議員は、アルメニア虐殺事件を初めて国会の議題として取り上げるという議論を支持している。この件は審議の後再び小委員会に持ち込まれる。

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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:26688 )