イラン、原子力潜水艦計画を発表
2012年06月12日付 Hurriyet 紙


イラン海軍のアッバース・ザミーニー副司令官は、原子力潜水艦の設計作業に入ったことを発表した。

ザミーニー副司令官は、半国営のファルス通信に対し行った発表で、「原子力潜水艦の推進システムを設計及び構築するための第一段階に入った。全ての国々は平和的に核技術を利用する権利を有する。船艦の推進システムもこれに含まれる」と語った。

同副司令官は、イラン海軍が「長距離作戦の実施に当たって原子力推進システムを必要としている」ことを言明したが、それ以外の発表は行わなかった。

イラン政府関係者らは、軍事科学分野においてなされた重要な進展に関する発表を時折行っている。しかし、欧米の分析家らはこうした発表を疑問視している。

現在、アメリカ合衆国、ロシア、フランス、イギリス、そして中国が国産原子力潜水艦を建造する技術を有している。一方、インドは試作開発段階にある。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:26690 )