イスラエル、アクサ―モスクの目の前にユダヤ博物館建設へ
2012年06月15日付 Zaman 紙


イスラエルでアクサーモスクの向かいに建設される予定であるユダヤ博物館の計画が、エルサレム市によって承認された。

博物館は、エイラト入植協会の主導および資金援助によって建てられる計画であり、4ドニュム(4000㎡)の敷地を占め、地下水槽と聖器を展示する考古学博物館になる予定である。エルサレム市の決定に対して、アル=アクサー・ワクフ文化遺産財団は、「約3カ月前にその案件を巡って合意に達した計画が(市に)承認されたことは、“ソロモン神殿”という名称で(進めている)大ユダヤ教化活動を完成させる計画の一部である」という表現を用いた。ワクフ財団の説明では、当プロジェクトは、エルサレムがユダヤ教の都市であるという主張の正当化を図ろうとしているとものであるという。また、「このプロジェクトはアクサーモスクを南と西から7つの巨大なユダヤ教建築で囲む計画である。この計画は、アクサーモスクにとって、とても危険な結果を生むことになるだろう」と述べている。

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( 翻訳者:齋藤洋輔 )
( 記事ID:26715 )