トルコ軍、300人のPKK兵を包囲
2012年06月19日付 Milliyet 紙

ダールジャで発生した衝突と兵士8名の犠牲の後に同地区で開始された作戦で、300人のPKK兵グループが包囲された。

ユクセクオヴァとシェムディンリ地区で、2つの部隊により遂行されている作戦に4000名の兵士が参加している。その作戦には特別活動警察と村落警備隊も加わっている。同地区には引き続き軍隊が投入されている。

ハッキャーリ県による最新の発表では、亡くなったテロリストの数は18名に増えている。同発表では、「継続している作戦の結果、8名のテロリストが死んだ。亡くなったテロリストの数は18名にのぼった」との説明がなされた。
オルハン・アリムオール・ハッキャーリ県知事は、継続している作戦においてさらに3名の兵士が負傷したと述べた。

ハッキャーリ県のユクセコヴァ地区で、テロリストによってイェシルタシュ駐屯所に対し行われた攻撃の後に継続している作戦において、8名のテロリストが死んだ。亡くなったテロリストの数は18名にのぼっている。

重武器は以前から持ち込んでいた

ハッキャーリ県の国境地区にある、シェムディンリ郡のデレジキ国内治安部隊の基地とユクセクオヴァのダールジャにあるイェシルタシュ駐屯所に対し同時に行われた攻撃に、多勢のPKKのグループが参加していたことが判明した。部隊が駐屯する地域よりも、さらに奥地にあるイェシルタシュ駐屯所を攻撃したテロリストが所有していた機関銃や迫撃砲などの重武器は、イラクのキャンプから前もって持ち込んで、同地区に隠しておいたものと見られている。

標的として、4年前にも攻撃されていたダールジャ地区のイェシルタシュ駐屯所を選んだテロリストは、ここから約10キロ離れているデレジキ国内治安部隊の基地を同時間に攻撃し、標的を混乱させ支援部隊の到着を遅らせることを狙っていたことが分かった。

事件現場から初の映像

攻撃の知らせを受けると共に、急な山々のため陸路では時間がかかる地区へは空から奇襲隊が投入され、コブラとスーパーコブラヘリコプターでテロリストの逃走経路を砲撃した。PKKのテロリストのうち10名は死亡した状態で確保し、残りを掃討するため同地区で集中軍事作戦が開始された。

さらに3名の兵士が負傷した

オルハン・アリムオール・ハッキャーリ県知事は、継続している作戦においてさらに3名の兵士が負傷したと述べた。攻撃で負傷した16名の兵士を含め、負傷兵の数は19名となった。

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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:26770 )