PKKの財源、大麻畑焼却作戦―ディヤルバクル
2012年07月18日付 Yeni Safak 紙


テロ組織PKK /KCKの最大の財源の一つ である麻薬に対してディヤルバクルで作戦が実行された。麻薬の栽培・製造が行われている場所に対し、日の出とともに行われた作戦において、第一段階で約150トンの大麻畑が処分された。地域の安全の観点で危険があるため、、夜にはこの作戦は終了した。



県内全ての治安部隊が参加し、計画的な形で実施されたこの作戦はリジェ-ハズロ-コジャキョイの3郡に広がる150平方キロメートルの地域で実行された。約300ヘクタールになるこの地域は、治安部隊によって徹底的に捜査された。多くの場所で大麻を一掃したものの、日没が近づいたために手をつけていない土地がわずかに残った。

ムスタファ・トプラク・ディヤルバクル県知事は、テロ組織の財源に打撃をあたえるだけでなく、麻薬製造に使われている民兵組織の壊滅も意図していると述べた。

作戦には軍警察特殊機動隊、警察特殊機動部隊、臨時村落警備隊、麻薬対策チームによって構成された1700人もの治安要員が参加し、多数のヘリコプターも上空から作戦に加わった。装甲車もこの作戦に配備され、3郡と15の村落で作戦は実行された。トラクター約15台が大麻畑を破壊した。回収された大麻は、治安部隊によって焼却処分された。特殊部隊は農村の家々を一つずつ捜査した。村人の何人かは小麦畑のすぐわきで大麻栽培をしていた。大麻畑に水やり設備 が設置されていたことも確認された。

当該地域の治安を守る目的で作戦を実行した治安部隊は、昨日、テロ組織メンバーから攻撃を受けていた。コジャキョイ-リジェ幹線道路の12キロメートル地点に埋められた自家製の爆弾が、コジャキョイ郡軍警察司令部の装甲車が走行中に遠隔操作で爆発した。当時8名の兵士が乗車しており、車両には大きな被害がでたが、爆発で死傷者は出なかった。しかし、道路に幅3メートル、深さ2メートルのくぼみが出来た。

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( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:27059 )