イスラエル観光客のバスに爆弾、4人死亡―ブルガリア
2012年07月18日付 Radikal 紙


ブルガリアのイスラエル人観光客を乗せたバスで爆発が起きた。

ブルガリア東部ブルガス市の空港でイスラエル人観光客を乗せたバスが爆発した。
ブルガリアのテレビ局BTVは、この爆発によってバスが完全に炎上したと報道した。
最初の発表によると、この爆発で4名が死亡したという。警察は、事件の後、広域警備体制をしいた。

■背後にはイランの存在

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ブルガリアでイスラエル人観光客を乗せたバスに対して行われた攻撃には、イランが関与していると考えており、(攻撃に対し、)厳しく対応すると述べた。

ネタニヤフ首相は、ブルガス市で起こった爆発で「すべての痕跡がイランを指し示している」と述べ、この攻撃がインド、グルジア、タイ、ケニア、キプロスで行われた攻撃と類似していると話した。

さらにネタニヤフ首相は「イランによるテロ攻撃は世界中に広まっており、イスラエルはこのテロに対し強い反発を示すだろう」と続けた。

■ホワイトハウスがテロ攻撃を非難

ホワイトハウスは、ブルガリアでイスラエル人観光客を乗せたバスに対して行われた爆弾攻撃を”痛烈に”非難した。

ホワイトハウスの ジェイ・カーニー報道官は「米国は、罪のない人間に対し、特に子供に対しての攻撃を厳しく非難する」と述べた。またカーニー報道官は、バラク・オバマ米国大統領の「私たちの心と祈りは、亡くなった方や負傷された方のご家族と共にあります」という言葉を伝えた。

さらに、カーニー報道官は、「米国はイスラエルとブルガリアの国民を支援する」と述べた。

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( 翻訳者:田中けやき )
( 記事ID:27060 )