エジプト:エジプトがベルギーと債務スワップに関する合意を締結
2012年07月19日付 al-Hayat 紙

エジプト:エジプトがベルギーと債務スワップに関する合意を締結


2012年07月19日『アル=ハヤート』


【カイロ:マールシール=ヌスル】

カイロは開発計画パートナーへの債務の負担を削減することを目指し、計画・国際協力大臣ファーイザ・アブー・アン=ナガーは在カイロベルギー大使ブルーノ・ディー・ニーブとともに、エジプトの経済・社会開発計画や、経済復興計画支援のために、エジプトがベルギーに支払うべき3つの債務224万ユーロのスワップ合意に調印した。また、両サイドは、イタリアとの、「アッ=シャイフ・ザーイド」のパン製造所設立成功経験と同様に、巨大な機械化したパン製造所へこの金額を融資することについて合意した。この製造所は一日に150万枚のパンを製造する。

債務スワップの方策は、国際協力省が、開発計画と海外債務軽減のために生み出した革新的な方策のひとつと考えられ、同様に債務スワップの合意は開発に必要なものを確保し、赤字を軽減するためのツールを代表するもので、国庫を債務を支払うための外貨管理の困難から部分的に解放するものである。

同相は、エジプトとベルギーの協力ファイルは両国間関係を調整するいくつかの合意を含んでいることを言及した。エジプトはその合意に基づいて1991年まで、計6.1億ベルギー・フラン(現在の通貨で1500万ユーロ)を30年で払うというローンを組み、これには利子なしの10年間の猶予期間がつく。また、加えて、湾岸戦争の国への影響を和らげることにベルギーが寄与するローンもある。

それに加えて、ベルギーの輸出保障委員会は、エジプトに対するベルギーの最大2.5億ユーロの輸出の短期保障や、中長期保障(最大で10年)や、最大で6億ユーロの」特別措置を保証した。また、この枠組みにおいて、フランス・スイス・イタリア・ドイツの全てと、10億ドルのエジプト債務のスワップ合意に調印した。

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( 翻訳者:大野貴史 )
( 記事ID:27066 )