2020オリンピック候補イスタンブルのロゴマーク決まる
2012年07月22日付 Radikal 紙


エルドアン首相は、2020年オリンピック候補地であるイスタンブルのロゴを発表した。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、2012年ロンドンオリンピックに出場する選手たちをドルマバフチェ宮殿でのイフタール(断食明けの食事)に招いた。エルドアン首相は、イフタール後に2020年オリンピック候補地となったイスタンブルのロゴを発表した。

ドルマバフチェ宮殿のハスバフチエでイフタールの後、エルドアン首相は、トルコとして、2012年オリンピックに本当に「歴史的な出陣」がなされたと述べ、政府として、スポーツ、スポーツ・インフラ、スポーツ選手への多大な投資の結果として、今年、オリンピックに181名の選手が参加する事を述べた。

2012年ロンドンオリンピックに女性66名と男性48名の合計114名の選手が参加すること、これが国家にとって大変誇りであることを強調したエルドアン首相は、パラリンピックにも女性21名、男性46名の合計67名の選手が参加すること、オリンピックとパラリンピック合わせて女性87名と男性94名の181名であることは過去最多の参加選手数であることを述べた。

エルドアン首相は、この参加人数は1936年以降最多である事を指摘し、また史上最多の種目に参加する機会が得られたこと、オリンピックでは16競技に、パラリンピックでは10競技に参加することになると明らかにした。

エルドアン首相は2020年オリンピックのために6候補地が挙がっていたと述べ、ローマは経済問題が原因で立候補を取りやめ、バクーもカタールも選考を通過できなかったと話した。

首相は、目下のところイスタンブルは2020年オリンピックに向けてマドリードと東京と競っていることを述べ、「おそらくマドリードは立候補から退く可能性がある、明らかではないが。しかし彼らがおかれている状況は明白ですから」と述べた。

9月7日にアルゼンチンで行われる投票で選ばれた都市が(開催都市として)世界に宣言できると述べるエルドアン首相は、「これに選ばれたならば、2013年から2020年に向けて、もちろんあらゆるインフラを最も理想的な形で問題点を解決し、準備するつもりである」と話した。

■イスタンブル2020ロゴ

その後、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、選手たちには60枚ずつの共和国金貨に相当する記念トークンを、コーチたちには30枚ずつの共和国金貨に相当する記念トークンをプレゼントし、「これが、同時に、ロンドンで獲得する金メダルの先駆けでありますように」と話した。

選手たちに自分のサインを入れたiPadをプレゼントしたエルドアン首相は、2020年にイスタンブルオリンピックのロゴを発表した。

オリンピックに参加する選手たちには60枚ずつの共和国金貨(相当の記念トークン)、コーチたちに30枚ずつの共和国金貨(相当の記念トークン)を含め、合計900万トルコリラ(約3億8千万円)の価値がある14,142個の共和国金貨に相当する記念トークンをプレゼントした。

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( 翻訳者:藤井彩香 )
( 記事ID:27089 )