軍統合参謀本部長「ホルモズ海峡封鎖は全軍最高総司令官の判断が必要」
2012年07月16日付 Mardomsalari 紙

 軍統合参謀本部長は、「私たちはホルモズ海峡封鎖案を有してはいるが、それを実行するためには、全軍最高総司令官〔=ハーメネイー最高指導者〕のご判断とご命令が必要である」と述べた。

 イラン学生通信によれば、セイエド・ホセイン・フィールーズアーバーディー少将は、アメリカ航空母艦がペルシア湾に侵入していることに関して、「地域におけるアメリカのプレゼンスとその役割とは、域内における巨大資本とアメリカ、そしてシオニズムの利益を確保することにある」と語った。

 同少将はさらに、「しかしアメリカの司令官たちの発表によれば、空母ジョージ・ワシントンのこうした動きは、アフガニスタン戦争への後方支援と、海賊対策が目的だという」と付け加えた

〔‥‥〕

 軍統合参謀本部長は、西洋諸国がイランにはホルモズ海峡を封鎖する能力などないと表明していることについて、質問に答える形で「彼らは自らの満足のために、私たちがはったりをかけているなどと言っているのである。もちろん、ホルモズ海峡を封鎖する予定はわれわれにはないが、しかし同海峡を封鎖するスマートかつ合理的な案はもっている」と述べた。

 フィールーズアーバーディー氏は最後に、「軍はあらゆるテーマについて、自身の案をもっている。しかしホルモズ海峡封鎖を実行するという決断は、全軍最高総司令官の責任の下で行われるものであり、国家安全保障最高評議会が同師に具申するべき内容のものだ」と言明した。

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( 翻訳者:8410022 )
( 記事ID:27135 )