イラン、イエメンへの内政干渉ならびにイスラエル人を乗せたバスへの爆破テロへの関与を否定
2012年07月21日付 Mardomsalari 紙

 イラン外務省特別補佐官は、イランがイエメンの内政に干渉しているとする同国の一部当局者らの発言に触れた上で、そのような主張や非難は容認できないとして否定した。

 ラーミーン・メフマーンパラスト氏は「イエメン当局者らは、他の国々を非難する代わりに、自国の人民の正当な要求に応え、イエメンの開発・独立・安定のために努力するべきだ」と言明した。同氏はまた、「イラン・イスラーム共和国はイエメンの主権を常に尊重しつつ、同国に寄り添い、同国の安定・発展・開発のためにはいかなる援助も惜しまない」と付け加えた。

 メフマーンパラスト氏はまた、ブルガリアでユダヤ人〔観光客〕らを乗せたバスが爆破された事件について、シオニスト体制の当局者らがイラン・イスラーム共和国の関与を主張・非難していることを強く否定した。

 その上で、外務省報道官は次のように述べた。

シオニズム体制は組織化された国家テロリズムの申し子であり、その手はレバノンやパレスチナ、その他の国々の罪なき人々の血にまみれている。そして、わが国の核科学者に対するテロにも直接的に関与してきた。非合法的な同体制は、自らのテロ的本質から世界の人々の関心を逸らすために、他の国々に対して妄想に満ちた非難をふっかけているにすぎない。

 同氏はさらに、「シオニズム体制はそればかりか、占領地の内外に住む人々の命を危険に晒すことで、自らの政治的なシナリオを追求することも厭わない姿勢を見せている」と言明、さらに「イラン・イスラーム共和国こそ、テロの最大の被害者であり、罪なき人々の命を危険に晒すことは間違ったやり方であると考えている」と付け加えた。

 他方、ブルガリア当局はイスラエル人ツーリストたちを乗せたバスの爆破事件にかかわった自爆犯に関するビデオ映像を公開している。

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( 翻訳者:8410068 )
( 記事ID:27140 )