ロシア、「シリア政権の友ではない」
2012年07月28日付 Hurriyet 紙


ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外務大臣は、ロシアはシリア政権と友好的な関係ではないこと、そしてアサド大統領をロシアが認めるような意志は全くないことを述べた。

この数か月、報道関係者の間でささやかれている「アサド大統領は最終的にロシアに逃亡するのか?」という質問に、ラヴロフ外務大臣は強い口調で次のように返答した:

「そのような選択は全く考えていない。世界にこのような考えを吹聴したがるのは、非常に悪い意図をもったものたちである。ロシアはシリア政権やアサド大統領の親しい友人ではない。その最も親しい友人たちは、ヨーロッパにいる。何らかの方法でアサド大統領の問題を解決したいのであれば、そこで有効な可能性を検討すべきだ。」

■シリアの反体制派と会談する

近日中にシリアの反体制派と会談を行うとしたが、詳しい日程については明かさなかったラヴロフ外務大臣は、次のように述べた:

「シリアの反体制派は我々にシリアで革命が起きたことを認めさせようとしている。我々はこれに対し、こう答えている。『もしこれが革命であれば、なぜ国連の安全保障理事会に支援を求めているのだ?革命とは単に国民の側から実行されるものだ。』」

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( 翻訳者:松永拓人 )
( 記事ID:27177 )