アップルの販売代理店、売り上げ好調
2012年07月29日付 Hurriyet 紙


アメリカテクノロジーの巨人アップルのトルコ代理店であるビルコムは、昨年 iPadと Mac のパソコンで獲得した売り上げのおかげで総売上高は120%増加した。

コチ・ビルギ・グループによって2000年に買収されたビルコムのゼネラルマネージャー、ジョメルト・ヴァルルク氏は、彼らが記録した成長率によって「フォーチュン誌の選ぶトルコの500社」のリストに入ったと述べて「昨年私たちが手にした成長によって総売上高は2億2千万リラに上った。この成長においては、トルコ語オペレーティング・システム搭載で販売されたアップルのパソコンへの需要と、教育機関やオフィスのiPadに対する関心が増えたことも影響した。総売上高では、アップルの商品のシェアが 90%を上回った」と話した。またヴァルルク氏はアップルの外にアドビやグラフィソフトのようなソフトウェア会社の代理店業も行っていると述べ、「わが社の商品リストに加わることに関し、多くの会社から申し入れがありました。しかしこの件については大変慎重な姿勢をとっています」と話した。

■iPhoneは販売していない

ヴァルルク氏は、アップルの代理店であることから、アイフォンの輸入業者とみられることがあるとこぼし、次のように続けた:「25年以上もの間、アップルの代理店を行っている。アップルのMac コンピューターを筆頭にiPad、iPod、それらの機器のオリジナルなアップルのアクセサリーを売っている。しかし、iPhoneとは全く関係がないにも関わらず、毎日、私たちのコールセンターには約5百件の問い合わせがあり、iPhoneが壊れたと言って助けを求めてくる。アップルはiPhoneを、多くの国々で電気通信事業者に販売させている。一部の国々では、権限をもった仲介業者のおかげでショッピングセンターがiPhoneの販売を可能としている。」

■アップルからツイッターに100億ドル

ニューヨークタイムズの情報によるとアメリカのテクノロジーの巨人アップルは、ツイッターに100億ドルを超える投資を行う予定だという。ソーシャルメディア分野での増強を望んでいたがPingのサービスではこれに失敗したアップルは、ツイッターによってその機会をうかがう。アップルがツイッターに投資を行う最も重要な要因は、フェイスブックやグーグルとは反対に、ツイッターにはアップルと競合するような事業計画が無いということがあげられる。ツイッターには、月間1億4,000万人のアクティブユーザーが存在する。アップルは、今四半期の決算で88億ドルの利益を公表した。

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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:27195 )