イラン、シリアに派兵せず
2012年07月26日付 Mardomsalari 紙

 イラン国防軍需相は、イランがシリアに軍を派遣することを決断したとする報道を否定した。

 アフマド・ヴァヒーディー司令官は閣議の傍らで、シリア政府を支援するためにイランが軍を同国に派遣する意向を持っていると報じられたことについての質問に答えるなかで、この報道を否定した上で、「そのようなことは必要ない。シリアの政府ならびに国軍には、テロリストたちに対抗するという責務を果たすだけの能力があると、われわれは考えている」と述べた。

 同相は「イランはシリアにいかなる軍部隊も置いてはいない」と述べた上で、シリアで発生したテロ行為を非難して、「こうしたテロ行為は非難されるべきである。シリア政府はこのようなテロ組織に対抗しようとしているところである」と表明した。

 国防相は、イランが現在、シリアに軍部隊を駐留させていると言われていることについて、質問に答える形で、「それは正しくない。こうしたことを言いふらしているのは、自分たちのしている行為にフタをしたいと考えている者たちである。イランはいかなる部隊もシリアに駐留させてはいない」と強調した。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:27202 )