テヘラン金曜礼拝導師「シリアは対イラン支持へのペナルティを支払っている」
2012年07月21日付 Mardomsalari紙

 テヘランの金曜礼拝導師は、現在の情況を「意思の闘争」に喩え、シリアはパレスチナが惨めな状態に置かれていること〔に支援の手を差し伸べ〕、またイランへの支持〔を貫いていること〕に対する《ペナルティ》を支払っているのだと指摘した上で、シリア国民に向けて「もし敵の《ゆすり》を断固拒否すれば、きっと勝利を収めるだろうということを認識すべきだ」と語りかけた。

 メフル通信の報道によると、アーヤトッラー・セイエド・アフマド・ハータミーはテヘラン金曜礼拝での説教のなかで、ラマダーン月では貞節とヘジャーブを遵守し、神への敬意を心にとどめておくことが必要だと指摘し、「貞節とヘジャーブを守ろうとしない人のなかには、ラマダーン月になると〔急に神の命令に従って〕断食にいそしむ者がいる。ラマダーン月は神に願いを聞いてもらうことのできる月であることは確かだが、しかし〔普段から〕貞節は守らねばならない」と付け加えた。

 同師は発言の別の箇所で、ミャンマーで市民に対する殺戮が行われていることについて言及し、ミャンマーにおける市民への残虐な殺戮は不正義に満ちていると指摘した上で、次のように付け加えた。

ミャンマーの大統領は、イスラーム教徒の市民たちは市民とは見なされないと表明している。もし市民として見なされないのなら、では彼らは何者だというのか?ミャンマー政府はこうした態度を取る代わりに、殺戮や犯罪を防ぐことに力を注ぎ、可及的速やかに殺戮を防止するための措置を講ずるべきである。ミャンマーで目撃されているこれらの犯罪には、アメリカの姿がはっきりと現れているようだ。

※訳注:今年の5月以降、イスラーム教徒のロヒンギャ族と仏教徒の間で衝突が起き、イスラーム教徒に多数の死者が出ていることを指す。ミャンマー政府はロヒンギャ族を「不法入国者」として扱い、彼らの殺害に見て見ぬふりをしているとされる。

 最高指導者専門家会議の議員を務める同師はまた、シリア情勢について言及し、次のように述べた。

シリアはパレスチナが惨めな状態に置かれていること〔に支援の手を差し伸べ〕、またイランへの支持〔を貫いていること〕に対する《ペナルティ》を支払っているのである。アメリカやイギリス、ヨーロッパ諸国はこれまで多くの犯罪を実行し、今は最近のシリア情勢に注意を払っている。実のところ、このアラブの国で最近起きている出来事の数々は、〔イランを支持するシリアへの〕抑圧諸国の深き怨恨を示しているのだ。

 同師は、どの国であれ、不正義が生き残ることなどないと指摘し、「サウード家、ハリーファ家、その他の王家も、これまで崩壊の憂き目に遭ってきた人々〔※エジプトのムバーラク前大統領らを指す〕と同じ運命に陥るだろうということを、覚悟しておくべきだ」と加えた。

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(翻訳者:8409013)
(記事ID:27205)