トルコ・トヨタ、800人労働者求人
2012年07月27日付 Yeni Safak 紙

トヨタ自動車産業トルコ株式会社は、来年6月に生産が始まる予定の新型セダンのため、年末以降ヴァーソとオーリスの両モデルの内、1つのモデルの生産を中止する予定である。同社の社長でCEOでもあるオルハン・オゼルは、新型モデルによって工場での生産稼働率が 100%に近づく予定であると述べた。またオゼルCEOは、来年1月以降に700名から800名の人員を雇用する予定であると明らかにした。

アリフィイェ郡にある、トヨタ自動車産業トルコ株式会社の工場で提供されたイフタール(断食月の日没後の食事)において、新聞記者達の質問に答えたオゼルCEO は、同社の生産部門の上半期の状況を評した。

オゼルCEOは、会見で雇用に関する吉報を与え、新型セダンの生産により稼働率が増加すると明らかにしたうえで、「我が社の生産台数は増加する予定です。これにともない来年1月以降、さらに今年12月末以降作業を開始致します。約700から800名の新規雇用を行います。はっきりと決まってはいません。しかし、700名以上になることははっきりしており、800名近くになることでしょう。全体として工場の従 業員数は3,200名に達する予定です。下請けの作業員を含めれば3,600名に達します」と語った。

オゼルCEOは同部門の上半期に関する評価を行い、 昨年に比べ、今期(の業績)は芳しいものではないとも付け加えた。オゼル氏は「全体の見通しとして、下半期は部分的にやや改善し、多少回復傾向を見せ、 そして今年末を(自動車販売台数)80万台以上に乗せて終了する方向です。ネガティブな雰囲気はありませんが、昨年をやや下回ることになるでしょう」と述べた。

オゼルCEOは、同社が、今年度上半期に昨年の水準で生産を行ったとし、下半期の生産台数は減る予定であると明らかにした。生産したモデルの内、1つのモデルの生産を中止する予定であることを付け加え、以下のように続けた。

「しかし、来年6月に我々が発表したCセグメント(欧州の車種分類)の新型モデルの生産を始めることで、稼働率が100%に近づく予定です。来年6月の時点で、我々の工場は現在の生産ペースの約2倍に、それどかろかそれ以上の生産ペースになっていることしょう。(新型)セダンのミドルクラスの名称は今もま だ決まっていませんので、発表は差し控えます。」

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( 翻訳者:濱田裕樹 )
( 記事ID:27213 )