最新の在外イラン人居住国ランキング、発表される:米、UAE、英の順
2012年09月08日付 Mardomsalari 紙

 国家戸籍庁の副長官(身元証明書担当)は、在外イラン人のもっとも多い国はアメリカであると述べた上で、「アラブ首長国連邦、イギリス、カナダがそれに続いている」と語った。

 モフセン・キャラミー氏はイラン学生通信(ISNA)のインタビューに対し、アメリカには140万人ものイラン人が居住していることを指摘した上で、「アラブ首長国連邦には80万人以上、イギリスには41万人、同じくカナダにも41万人が生活している」と述べた。

 同氏によると、在外イラン人の多い国としては、ドイツ、フランス、スウェーデン、オーストラリア、トルコ、オランダ、マレーシア、インド、ベルギーがそれに続いているとのことだ。

※訳注:なお別の報道によると、同氏はドイツには21万人、フランスには15万5千人、スウェーデンには11万人が居住していると発表している。

 キャラミー氏は在外イラン人向けの国家戸籍庁のサービスとして、ウェブを使ったナショナル・カード取得サービスが始まったことを発表し、次のように述べた。「これまで在外イラン人へのナショナル・カードの発行には、場合によっては約6ヶ月間もかかっていた。というのも、まず申請書が郵便によって外務省に送られ、そこから戸籍庁にわたり、発行後も同様の経路を通って、郵便を使って手続きが取られていたためだ」。

 同氏はまた、「ウェブ・サービスの発足により、在外イラン人用のナショナル・カード発行にかかわる情報のやりとりは、外国にある国籍庁の代表から電子的に外務省に送られ、そこから最終的に〔イラン国内の〕戸籍庁に照会されることになる。こうすることで、在外イラン人のナショナル・カード発行にかかる時間は1カ月に短縮されるだろう」と付け加えた。

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( 翻訳者:8409148 )
( 記事ID:27612 )