DVで観察措置の夫、殺人容疑で逮捕
2012年09月16日付 Radikal 紙


護観察処分中のメフメト・ビルギン容疑者が昨日、線路の上で死体で見つかった妻を殴り殺害した容疑で逮捕された。

テキルダー県のチェルケズキョイ郡で、3か月前に妻を殴ったために逮捕され、その後保護観察処分を受けていたメフメト・ビルギン容疑者(36)だが、昨日、線路上で死体で見つかった妻のファトマ・ビルギンさん(37)を殴り殺害した容疑で逮捕された。メフメト・ビルギン容疑者は、妻の死体を絨毯にくるみ、手押し車で運んだと見られる。
昨日の朝、フェズヴィパシャ地区のチェルケズキョイ屠殺場の裏にある線路の上で、貨物列車の整備士が動かずに横たわる女性に気づき、状況を警察に通報した。調査を行った警察のチームにより、その女性がファトマ・ビルギンさんであり、殴られて殺害されたことが分かった。

■3チームが捜査

チェルケズキョイ郡警察署の捜査班は、チェルケズキョイのイブラヒム・ジャン共和国検察官の命により、殺人事件解決のために3つのチームを編成した。捜査により、夫のメフメト・ビルギン容疑者には暴行罪、窃盗罪、強盗罪の前科があり、3か月前に妻のファトマ・ビルギンさんを殴って裁判所の判決により家から遠ざけられ、保護観察処分を受けていたが現在失踪していることが分かった。

■手押し車で絨毯を運ぶ

監視カメラや、周りの職場のカメラを調べ、周辺住民の証言を受けて出発した警察のチームは、夜に手押し車で絨毯を運び、屠殺場の方に向かったとされるメフメト・ビルギン容疑者を、自宅で殺人の容疑で逮捕した。

■容疑を否認

メフメト・ビルギン容疑者は、妻を家で殴って殺害した後、自殺と見せかけるために、死体を絨毯にくるんで手押し車で運び、線路に遺棄したとみられるが、妻を殺害していないと供述した。供述の中で、妻を時折殴っていたことを認め、そのため家から遠ざけられていたと述べたビルギンさんは、「故意による殺人」の罪により逮捕され、テキルダー県T型刑務所に収監された。
4人の子供の母であるファトマ・ビルギンさんの遺体は、司法解剖のためにイスタンブル医療協会に送られた。

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( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:27616 )