新学期初日、イスタンブルで交通の混乱は起きたのか?
2012年09月17日付 Yeni Safak 紙


新学期初日、イスタンブルでは交通の混乱が予想されたが、対策が功を奏した。とりわけ、ボスフォラス大橋の交通量が通常時を上回ることはなかった。

イスタンブルでは、3,075校で生徒270万人、教師10万4千人が新学期を迎えた。この日、イスタンブル広域市では通学バス1万2千台が稼働するため、混乱防止に対策デスクを設けた。関係当局が防災対策センター(AKOM)に集まり、共同で対策を行った。

イスタンブル広域市副事務局長のムザッフェル・ハジュムスタファオ-ル氏を筆頭に、県軍警察指令部、県警察署、県国民教育局、イスタンブル市営交通(İETT)総局、行政警察署、交通局、道路保全局、インフラ建設局、公共交通サービス局、交通保安局、インフラ対策局が集まった。

各担当者は朝6時に防災対策センターへ集まり、事前に施され、周知の対策計画を実行した。

■「新学期初日対策」

イスタンブル広域市議会が採択した決議を受け、新学期初日の6時~13時の間、公共交通機関の利用料金は無料となる。

通学バスは、新学期初日に空車のまま稼働することを避けるため1週間前に学生登録を終了させる。これにより、バスは確実に学生を家から送迎し、学生乗員数ゼロでの運行はなくなる。

通学バスは、新学期初日に学校近辺のİSPARK駐車場で登下校の2時間無料で駐車できるようになる。

更に、通学・個人バスも公共交通機関用バス路線が利用できるようになる。

イスタンブル市営交通局は、バス、メトロバスの増発を行った。水上バス、地下鉄、LRT、ケーブル鉄道(フュニキュレル)も増発された。

交通整理のため、警官559名が出動した。新学期初日は、内勤の警官や区警察署の警官が派遣され、主要幹線道路で任務に当たった。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:27626 )