革命防衛隊広報責任者「革命防衛隊はシリアとレバノンに武官を駐在させている」
2012年09月19日付 Hamshahri 紙

 革命防衛隊の広報責任者は、ジャアファリー少将の記者会見の模様を内外のメディアが取材してくれたことに謝意を示した上で、外国のメディアが同氏の一部の発言を歪曲して伝えたことを非難した。

 イラン学生通信の報道によると、革命防衛隊広報責任者のラマザーン・シャリーフ第二准将は、最近の革命防衛隊総司令官の記者会見の模様をメディアが取り上げてくれたことに謝意を示しつつ、「金貨・外国為替市場」及び「シリアにおけるゴドゥス部隊のプレゼンス」に関する同少将の発言の一部が歪曲されてしまったことについて、次のように説明を行った。

ジャアファリー司令官の上述の記者会見で述べられたのは、次のようなことである。すなわち、「イスラーム革命防衛隊のゴドゥス部隊は、〈ムスリム諸国民〉、及び〈レバノンとシリアが直面している特殊な状況〉を支援することを目的として、以前からこれらの国々に複数の部隊(force)を有している(派遣している)が、このプレゼンス(駐留・駐在)はこれらの国々における軍事的プレゼンス(駐留)としてではない」。

 同氏は次のように付け加えた。

革命防衛隊総司令官はまた、シオニスト体制に対する〈抵抗の輪〉の一員としてのシリアに対して、思想的援助や顧問を派遣するという形での援助を行い、また〔これまでのイランの〕経験を伝えることは、イラン・イスラーム共和国にとって誇るべきことの一つだとの見方を示したのである。

 革命防衛隊広報責任者は、イスラーム共和国の軍は国際的な法規や慣習の枠内で、他国に武官を派遣していると指摘した上で、「現在、シリアやレバノンをはじめとする世界約15ヵ国に、イスラーム革命防衛隊出身の武官が駐在しており、国軍もその他の複数の国に武官を派遣している」と語った。

 革命防衛隊報道官はまた、革命防衛隊が金貨・外国為替市場を混乱させている者たちに対する取り締まりに関与しているとして、一部のメディアが取り上げたことについて、

ジャアファリー少将はただ、金貨・外国為替市場で混乱を引き起こしている人々や組織の特定に協力して欲しいとの、敬愛なる大統領からの要請について触れ、近い将来、有力な情報や違反者たちの取り締まりに向けた努力の成果が、大統領ならびに国家安全保障最高評議会に提供できるようになることに、期待を表明しただけである。〔‥‥〕

と説明した。

〔‥‥〕

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:27662 )