アンカラ緊張、首相ら全予定キャンセル
2012年10月03日付 Radikal 紙

シリア軍のシャンルウルファ県アクチャカレ郡への砲撃後、アンカラ政府に緊張が走った。エルドアン首相はオゼル参謀総長やダヴトオール外相と緊急会議を行った。

アクチャカレ郡への砲撃はアンカラ政府に緊張を走らせた。エルドアン首相は、首相府で20-20投資協会の投資家らと面会中、アクチャカレ郡でシリア軍からの砲撃があり、トルコ人5名の命が奪われたことを知った。まずシャンルウルファ県知事、次に市長と連絡を取った。その後に、エルドアン首相は、その時エラズーにいた参謀総長と連絡を取り事実関係を把握した。タイイプ・エルドアン首相は、新たに選出された党中央執行委員会役員、中央統制監査委員会、党内法律家委員会委員らとの党本部での食事をキャンセルした。首相は、3人で行う緊急会議を行うため、アフメト・ダヴトオール外相とネジュデト・オゼル参謀総長を首相府に呼び寄せた。

■ダヴトオール外相が連絡

アフメト・ダヴトオール外相は、アクチャカレ郡へのシリア軍の砲撃に関して、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長やラクダル・ブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表と面会し、事件の事実関係を説明した。外交筋の情報によると、ダヴトオール外相は、参謀本部関係者やジェラレッティン・ギュヴェンチ・シャンルウルファ県知事から今回の事件の情報を得て、潘基文国連事務総長、ブラヒミ氏にと電話会談をした。アクチャカレでの事件の推移をうけ、アナス・フォー・ラスムセンNATO事務総長とも電話会談を行った。

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( 翻訳者:大久保はるか )
( 記事ID:27766 )