シリア国境で重要な展開
2012年10月07日付 Hurriyet 紙


シリア反体制派がハタイ県のヤイラダウ郡のギュヴェチ村から数キロメートルの場所にあるシリアの警察署を制圧したと報じられた。

目撃者や村人たちはロイター通信に対し、ギュヴェチを見おろす丘にある軍基地の3階建ての建物に反体制派の旗が掲げられていると語った。現場から伝えたTRT(トルコ国営放送)の記者はシリア反体制派が警察署の弾薬も手に入れたと語った。

アナトリア通信の報道によると、シリア政府に属する戦闘機は今日アレッポの東部にあるメンベチを爆撃した。通信社は子供一人を含む15以上が亡くなったと報じた。

■砲撃再開

一方シリア軍はトルコのシャンルウルファ県アクチャカレ郡に接するテル・アブヤドに向けて砲撃を再開したとされた。
DHA(ドアン通信社)の報道によると、アクチャカレで5人が亡くなったとしてトルコが行った報復により2日間静寂に包まれていた国境で今日砲撃が再開された。テル・アブヤドを狙った砲撃による負傷者たちはトルコに運ばれる一方、トルコ軍の警備隊は国境警備を強化した。

シリア軍によって行われた7回の砲撃は反体制派の支配下となったトルコ国境から300メートルのテル・アブヤド税関所建物と郡の中心の住宅地近くを標的とした。死者も出たとされる攻撃で負傷したシリア人2人が、(国境の)フェンスを超えてアクチャカレに運ばれた。

負傷者たちは救急車でアクチャカレ国立病院に運ばれた。アクチャカレ国境門付近で待ちかまえ、トルコに運ばれる負傷者たちを撮影しようとしたカメラマンたちは周辺住民による投石の被害に遭った。病院に運ばれ治療が始まった負傷者のうち1人は命の危険があるという。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:27805 )