ガザのオスマン帝国時代のモスク、解体の危機
2012年10月10日付 Yeni Safak 紙


ガザのオスマン帝国時代の建築物が、手入れが行き届かないために消滅の危機に直面している

ガザの東部、「旧ガザ」として知られる地域で、多くのオスマン帝国時代の建物が、修復ができないせいで荒廃している。

ムハンマド・イスマーイール・ハーレー観光遺跡副大臣は、ガザ地区にあるオスマン帝国時代の建物が閉鎖され、崩壊の危機にあることを指摘し、「我々はイスラム建築物の保存という枠組みでオスマン帝国時代の遺産を保護するよう努めています」と述べた。

ハーレー副大臣は、トルコ政府にも呼びかけを行い、オスマン帝国時代の建築物を保存するためにガザの観光遺跡省への援助を求めた。

関係者らは、ガザの歴史的建築物の修復が行われえない最も大きな理由として、イスラエルが2007年からガザ地区を包囲・封鎖する中で、ガザ地区の経済が、歴史的建築物の整備と修復に必要な予算を分配できない状況にあることを挙げている。

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( 翻訳者:澤井祥子 )
( 記事ID:27830 )