トルコ、シリア旅客機に着陸指示
2012年10月10日付 Milliyet 紙


シリアの旅客機が積荷に武器や弾薬をつんでいるとして、エセンボア空港に着陸させられた。

入っている情報によると、モスクワーダマスカス間を飛んでいたA320 型32人搭乗の旅客機が、積荷に武器や弾薬をつんでいるという疑いにより、トルコのF16 機により、エセンボア空港に強制着陸させられた。旅客機の積荷部分での捜索が続いている。

外務省から寄せられた情報に基づき、民間航空総局(SHGM)は、本日午後、トルコの航空各社に緊急コード付きの情報で、シリア空域を利用するすべての飛行機を、ただちに呼び戻すよう求めた。こうした展開が続く中で、モスクワのヴヌーコヴォVnukovo空港を飛び立ったシリア航空のエアバスA320型機は、空域が閉鎖されたためとしてアンカラのエセンボア空港への着陸を指示された。アンカラのアクンジュ第四ジェット機基地局から飛び立ったF16 機に誘導されたシリア航空のSRY442便の飛行機は、エセンボア空港に向かった。シリア機が17時15分に着陸すると、飛行機の周囲は機動隊が囲み警戒態勢をとった。丁度この時間帯に、メッカ巡礼便としてブルサのイェニシェヒル空港を飛び立ったトルコ航空のEda号は、シリア空域が閉鎖されたため、18時30分にアダナ空港に着陸することを余儀なくされた。同機は現在もアダナで待機している。

■乗客を降ろしたのち、捜索が行われた

外務省は、シリア空域の安全が確保されず、また両国間の緊張が高まっているため、トルコ民間機のこの空域での飛行を禁止した。このときにトルコ空域を飛んでいたシリア航空の旅客機が、戦闘機の誘導によりアンカラのエセンボア空港に着陸させられた。捜索は、乗客が飛行機を離れたのち、行われた。(繰り返しのため、中略)

■捜索は終了

現時点では旅客機での捜索は終了し、同機の解放に向け、外務省からの指示が待たれている。

(2012/10/10 - 20:16 現在)

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。)

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:27835 )