媚薬が原因で男性に中毒症状:離婚を請求
2012年10月08日付 Jam-e Jam 紙

 家庭裁判所に離婚請求を行った男性が、「〔妻との夫婦〕生活が始まった当初から、妻はすっかり迷信にはまり込んでしまい、いいことでも悪いことでも、どんな些細な日常の出来事も、超自然的な事柄にいつも関連づけようとするのです」と訴えた。

 イラン学生通信の報道によると、この男性は裁判官の前で、「私達の家は、ジャッカルの歯や狼の爪、亀の甲羅、各種の祈祷文の書かれたお札で埋め尽くされています。妻はこれら一つ一つのために、大金を支払っているのです」と続けた。

 この人物はさらに、「妻の行動はいつも変なのです。先だっては、パーティーに来ていた叔母をジン(悪霊)呼ばわりして、続けざまに叔母の頭の周りに手をかざして、滑稽でへんてこりんなことをしたほどなのです」と話した。

 男性は怒りをあらわにしながら、次のように訴えた。「ある日のこと、昼食をとるために帰宅すると、とても気分が悪くなり、数日間病院で寝込むことになりました。医者たちが言うには、病気は毒草を食べたせいだとのこと。妻に詰問すると、なんと妻は、私の愛情を引寄せようと、ある祈祷書き屋から薬草と一緒に毒草を購入して、私の食事に混ぜたというのです。信じて下さい、こんな女性との生活を続けることなんて、私には無理です。彼女と暮らしていては命の保証がないからです」。

 裁判所に出廷した妻は、夫の供述に対して「私がこのようなことをした元々の目的は、夫の関心を引くことでした。そこで友人に相談した結果、媚薬を用意して夫の食事の中に混ぜることにしたのです。ところがそのせいで、夫に中毒症状が出てしまいました」と答えた。

 裁判官は妻に向けて、「奸商たちが魔法や媚薬と称して売っているものは、詐欺以外のものではありません。迷信を信じるなんて馬鹿げています。私たちの宗教の教えでは、そうした迷信は認められていないのです」と話しかけた。

 裁判の終わりに、裁判官は夫婦を善導するために、本件を家庭相談所に送ることに決め、夫も離婚請求を取り下げることとなった。

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( 翻訳者:8409013 )
( 記事ID:27893 )