TEB BNPパリバ・WTAチャンピオンシップス、今週イスタンブルで
2012年10月21日付 Milliyet 紙

トルコ経済銀行(TEB)のヴァロル・シヴィル代表取締役は、テニス界でも大きなトーナメントの1つであるWTAチャンピオンシップの第2回大会が今年イスタンブルにて開催されることに言及し、このイベントが大きな関心を呼んでおり、チケットも完売したと述べた。トーナメントはバイラムの時期に開催されるにもかかわらず大きな関心を呼んでいると話したシヴィル代表取締役は、以下のように述べた:「世界の164カ国にて22の国際テレビチャンネルから放送される。さらには当社と同じぐらいトルコとイスタンブルの企業にも最大の貢献をすることになるだろう。」

このイベントによる経済効果は来年にはより容易に数値化できると話したヴァロル・シヴィル代表取締役は、さらに以下のように続けた:「TEB BNPパリバWTAチャンピオンシップはトルコの知名度への影響だけでなく、多くの影響を及ぼすだろう。テニスは2人、あるいは4人でプレーされるスポーツであるだけでなく、経済に貢献する価値を持ち、国の知名度にも貢献するイベントだ。例えば、2010年のアメリカオープンはニューヨークだけで約4億2 千万ドルの経済効果をもたらしたと推定されている。われわれもTEBとして我が国がテニスによってこのような利益を享受する必要性を確信し、この分野への投資を行なった。昨年のイベントでも、トルコでテニスがどれほど多く親しまれているかをこの目で見た。テニスがトルコの人気スポーツの1つであることに、大きな貢献をしたと私は考えている。」

■入賞者と大きな決勝戦

・TEB BNPパリバWTAチャンピオンシップは10月23日から28日まで、女子シングルで年間成績上位8人の選手と、ダブルスでは最も優れた4ペアの試合を主催する。
・スィナン・エルデム競技場にて開催されるトーナメントを、競技場では8万人が観戦する。
・イスタンブルは、WTAチャンピオンシップの2014年大会も主催する。
・TEB BNPパリバは、世界中で500万人いる認定されたテニスプレーヤーの連盟にて、トルコ人が上位に入ることを目的としている。

■「テニスによる経済効果は巨大化する」

このイベントによって良い突破口を手にしたトルコは、まだテニスによる経済効果の形成に関してスタート地点にいると述べたヴァロル・シヴィル代表取締役は、以下のように話した:「今日テニス界でトレンドとなることに成功した3つの国、つまりイギリスとフランス、そしてアメリカを見てみると、いずれの国も テニスというスポーツとともに何億ドルもの市場が形成されていることがわかる。さらにこの経済市場の背景には、何世紀にもわたるテニスイベントの実績がある。このレベルに到達するためには、まず何かを始める必要性があり、われわれも国としてこの取り組みにTEB BNPパリバWTAチャンピオンシップから始めた。このイベントは、テニスによる経済効果をわれわれも形成することができるということを示している。」

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:27973 )