宗務庁、メッカ郊外のアラファトで巡礼者向け準備完了
2012年10月21日付 Yeni Safak 紙


宗務庁からの書面による発表によると、アラファト山での滞在準備において、メッカ病院に入院している巡礼予定者たちのための準備が周到になされているという。アラファト山滞在の日、巡礼予定の患者たちは専門の医師の監視のもとアラファト山に建てられる医療用テントに運ばれる。

宗務庁のメッカとメディナにいる全ての医療従事者たちもアラファト山に建てられる400㎡の医療用テントで働く。医療用テントでは救急手当や診察、看護サービスを受ける入院患者たちのため、140のベッドを収容する場所の他、薬局も設置される。また15台の救急車があらゆる病気やけがに直面した巡礼予定者たちに対応する。

アラファト山滞在の後、ムズダリファとミナにある3台の救急車と40人の医療チームが移動が終わるまで医療サービスを続ける。トルコからの巡礼者たちはアラファト山に建てられる7400のテントで夜を明かす。10人に一つのテントが与えられ、特別なメインテントでは一日中特別なプログラムが催される。

宗務庁のサービスチームにより、ムズダリファ地域への移動における混雑を防ぐために必要な対策も取られた。地域で起こる混雑はゆっくり歩かせたり待たせることで解消することが予定されている。

巡礼予定者たちのアラファト山での食事は、ジェッダで用意される弁当で賄われる。アラファト山とミナでは2食がふるまわれる。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:27975 )