ダウトオール外相、エルドアン首相相次いでガザへ
2012年11月19日付 Hurriyet 紙


イスラエル‐パレスチナ間で続く衝突を終息させるため、カイロで開かれる会議に注目が集まっている。そんな中、エルドアン首相がアラブ諸国の指導者に対し行なった呼びかけに返答があった。アラブ連盟の首脳らは、火曜日に予定されているガザ訪問にトルコも加わるよう求めた。まずダヴトオール外相がアラブ諸国の外相らとガザを訪れる。またエルドアン首相もガザを訪問する可能性があることが明らかになっている。

ハマスとイスラエルの停戦を促すためカイロで開かれる会議で結論が出れば、アフメト・ダヴトオール外相は、アラブ連盟諸国の外相らと共にガザを訪問することになる。
入手した情報によると、アラブ連盟の首脳らは火曜日に予定されているガザ訪問にトルコも加わることを望んだ。アラブ連盟からのこの申し入れに、トルコは前向きな返答を行なった。

■重要な歴史的訪問

ハマスに対する影響力とガザ市民のあいだのトルコ人気を鑑み、この歴史的訪問へのトルコの参加が重要と見なされている。
外相の訪問後、タイイプ・エルドアン首相もガザを訪問する可能性があることが明らかになった。ダヴトオール外相がガザを訪問した場合、エルドアン首相のガザ訪問のための事前会談が行なわれる予定である。

■初めてのガザ訪問

トルコの首相や外相クラスのガザ訪問はこれが初めてとなる。
在アンカラパレスチナ大使のネビル・マルフ氏は、十一月初めに行なわれた会見で、エルドアン首相にガザ訪問の意思があることを明らかにし、次のように述べていた。
「エルドアン首相の訪問が実現すれば、パレスチナ政府も市民も喜ぶだろう。エルドアン首相のパレスチナ訪問は我々にとって名誉なことだ。首相が望めば、いつでも、パレスチナのどの地域にも、訪問できる。トルコは、ファタハとハマスの分裂の深刻化を防ぐ最も重要な存在のひとつである。」

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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:28292 )