PKKカンディル首領カラユランの著書紹介行事、ギリシャで問題に
2012年12月01日付 Milliyet 紙


ギリシャの戦争博物館でテロ組織PKKの首謀者の1人カラユランが書いた本の紹介が行われ、館長が解任された。

ギリシャで、国防省系列の戦争博物館でテロ組織PKKの首謀者の1人ムラト・カラユランの著作の紹介行事が行われ、同博物館の理事長、パナギオティス・ラゾス少将が解任された。

国防省による会見で、パノス・パナギオトプロス国防相の決定により、戦争博物館理事会のラゾス理事長の職を、パナギオティス・カペロニス准将が引き継ぐことが発表された。

会見によると、同博物館の第1副理事長にアキレアス・アナスタソポウロス提督、第2副理事長にはニコラス・パリアグカス准将が就任した。博物館理事会の顧問には、ゲオルゲ・ツィアキディス退役将校が任命された。

(トルコ)外務省は昨夜(30日)会見を行い、アフメト・ダヴトオール外相がギリシャのアヴラモプロス外相と電話会談を行い、本件に対する反発を伝え、失望の意を強調したことを明らかにした。

会見では、著書紹介のために公的な戦争博物館が使用され、「テロとの戦いにおいて行われる協力の観点から、非常に残念な前進となった」と述べられた。

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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:28413 )