イランのジャーナリストら、MKOのアシュラフ基地を初めて取材訪問
2012年11月28日付 Mardomsalari 紙


 イランや海外のメディアに所属する記者やカメラマンらの一団が、〔イラクにある〕アシュラフ基地を訪れ、〔モジャーヘディーネ・ハルグ(MKO)関係者らから〕解放された同基地の一部地区を視察した。

 メフル通信によると、イラク政府との間で交わされた合意によってアシュラフ基地を訪れたイランや海外のメディアの記者らは、同基地のうち〔MKO関係者によって〕明け渡された地区を視察し、「偽善者集団」〔※MKOのイラン国内での呼称〕のメンバーらが同基地から追放された事実を確認した。

 イラク政府と国連の合意により、このテロ集団のメンバーらはアシュラフ基地を明け渡し、第三国に移るまでバグダート空港近くにあるリバティー基地に転居することが義務づけられている。

 イラク首相府の発表によると、これまで数回にわたってイラク政府によって引き延ばされてきたアシュラフ基地の最終明け渡し期限は、ここ数日で終了を迎えたとのことである。

 これまで約3100人のMKO関係者が、7段階に分けてこの基地から退去したが、いまだ約80名が財産の売却などの口実を設けて、同基地のわずかな区画内に居残っている。

 テロ集団「偽善者たち」はイラク・バアス党政権との合意と、処刑されたかつての独裁者サッダーム・フセイン直々の命令によって、イラン暦1365年〔西暦1986年〕から、ディヤーラー県ハーリス地域の住民から接収したこの場所(ここはかつて彼らの農地だった)に移り住み、ここを基地と定めてイラン・イスラーム共和国ならびにイラク国民への攻撃に従事していた。

 今回の訪問に参加したのは、メフル通信社、ファールス通信社、イラン国営通信などの通信社の記者と、記者クラブ、イラン国営放送チャンネル1およびチャンネル2、プレスTVといったメディアの記者たちで、〔‥‥〕国際的なドキュメンタリー制作チームもこれに加わった。

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( 翻訳者:8410111 )
( 記事ID:28427 )