プーチン大統領トルコ訪問「ロシアはシリアの弁護士ではない」
2012年12月03日付 Milliyet 紙


ロシアのプーチン大統領は、記者会見での質疑応答で(トルコへの配備が検討されている)パトリオット・ミサイルについて、古いシステムであり好ましくないと述べた。プーチン大統領はまた、シリアは核兵器を保持していないとしながらも、「我々はシリア政府の弁護士ではない」と述べた。

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と共同記者会見で、以下のように述べた。
「トルコ‐ロシア第三回首脳協力会議で、我々はシリアをはじめとし、特に中東の情勢について意見交換を行なうことができた。また、国連でパレスチナがオブザーバー国家として承認されたが、この件でのロシアの貢献に特に感謝していることを、再度表明したい。」

■「我々の外交方針は一致している」

「我々トルコの外交方針が、友好国ロシアの姿勢と基本的な部分で一致しているのが見えるのは、大変喜ばしいことだ。我々の最大の願いは、シリアで続いている衝突と流血が一刻も早く止まることである。

我々の間で実現した誠実な対話は、近年のトルコ‐ロシア関係を決定づける戦略的展望によっておのずともたらされたものである。この展望の一つの重要な次元が、地域への帰属意識だろう。」

(本記事はAsahi 中東マガジンでも紹介
されています。)

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( 翻訳者:篁日向子 )
( 記事ID:28432 )