400人のトルコ人労働者の働いた独ルール炭坑、閉山
2012年12月22日付 Milliyet 紙

ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州にあるキャンプ・リンフォート県で100年間生産が行われてきたベルグヴェルク・ヴェスト鉱山で閉山式がおこなわれ、これをもって閉鎖された。

ドイツのテレビ局のニュースによると、およそ400人のトルコ人を含む計1500人の労働者が働いたルール炭鉱で行われた閉山式において、ハンネロール・クラフト州知事は、州の開発において鉱山労働者が決して軽視されえない貢献をしたと説明し、涙をこらえることができなかった。

すでに発表されていた決定に従い、ベルグヴェルク・ヴェスト鉱山で最後の石炭が運び出され、それに伴い閉山式が行われた。炭鉱が閉鎖にちなみ10時35分から行われた閉山式には、ハンネロール・クラフト州知事が出席した。彼は涙をこらえきれず、炭鉱が閉鎖されることは残念であると述べた。最後の鐘が鳴った閉山式で、クラフト州知事は、ベルグヴェルク・ヴェスト鉱山の閉鎖に伴い、国全体ではマールのアウグステ・ビクトリア炭鉱、ボットロプのプロスペル・ハニエル炭鉱、ミュンステルのイベンビュレン炭鉱の3つの炭鉱だけが生産は続けていると述べた。これらの炭鉱も、2018年の年末までに生産を中止される予定だという。

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( 翻訳者:足利阿紀 )
( 記事ID:28662 )