死去のクルド系政治家エルチ氏に、国会でお別れの式典
2012年12月26日付 Radikal 紙


亡くなったシェラフェッティン・エルチ氏のためにトルコ大国民議会で式典が催された。式典には、チチェキ議長、エルドアン首相、クルチダルオール共和民主党党首、デミルタシュ平和民主党党首が参列した。ヤシャル・ケマル氏もメッセージを寄せた。

死去したディヤルバクル県選出国会議員のシェラフェッティン・エルチ氏のためにトルコ大国民議会で式典が催された。式典にはエルチ氏の親族や近親者のほかに、ジェミル・チチェキ・トルコ大国民議会議長、レジェプ・タイイプ・エルドアン首相、ケマル・クルチダルオール共和民主党党首、セラハッティン・デミルタシュ平和民主党党首、ビュレント・アルンチ副首相、アリ・ババジャン副首相、ベシル・アタライ副首相、ベキル・ボズダー副首相と他の大臣、新旧国会議員、議会の職員らが参加した。

式典には、エルチ氏の娘婿ムスタファ・デニズリ氏も参列した。参列者達はエルチ氏の親族にお悔やみの言葉をかけた。エルチ氏の遺体は明日シュルナク県ジズレ郡のセイト・モスクで行われる昼のお祈りのあと、ジズレ墓地に埋葬される。

■ヤシャル・ケマル氏:人間らしく生きようとする者たちにお悔やみ申し上げる

作家のヤシャル・ケマル氏は、参加民主党(KADEP)党首シェラフェッティン・エルチ氏の死去について会見をした。ケマル氏は会見で次のように述べた:

「シェラフェッティン・エルチ氏は、クルド人の歴史、文化、文学を深化させることを知り、トルコにおけるクルド人達の問題をよく知る政治家だった。トルコの民主化への模索は、誠実で穏健な一つの声を失った。トルコで人間らしく、兄弟として生きようとする全ての人々にお悔やみ申し上げる。彼は英雄だった。」

■リゼスポルからもメッセージ

サッカーのチャイクル・リゼスポル・クラブも、ムスタファ・デニズリ監督の義理の父であるエルチ氏の死去にあたり、お悔やみのメッセージを寄せた。 メッセージはメティン・カルカヴァン会長のサインと共に公開され、「ムスタファ・デニズリ監督の義理の父シェラフェッティン・エルチ氏が逝去された。チャイクル・リゼスポルとして、故人に神の慈悲を、ご家族、ご友人、そして我らが監督のムスタファ・デニズリ氏とエヴィン夫人にお悔やみ申し上げます」と述べられた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:吉岡春菜 )
( 記事ID:28706 )