CHPクルチダルオール党首、中国訪問中
2013年01月15日付 Milliyet 紙


共和人民党(CHP)のケマル・クルチダルオール党首は、衛星・突厥2号の打ち上げにおいて協力を得た、中国発射技術研究センターを視察した。

ここでクルチダルオール党首に衛星の模型がプレゼントされた。CHP代表団は昨日、中国共産党中央委員会のワン・ジリャウ(王家瑞)対外連絡部委員長、と中国共産党全国人民代表大会外交委員会のナン・チェンチョン(南振中)外事副主任、中国共産党中央委員会政治局のリー・ユェンチャオ(李源潮)氏と会談した。ユェンチャオ氏は、中国の将来の指導者候補として面会し、特にウイグル系トルコ人を使って、トルコ建築をモデルとした新疆ホールでもてなした。また、中を歩きながら壁にかけられた絵の説明をした。 CHPのファルク・ローオール副議長は、これは素敵な振る舞いであったし、中国は同時にウイグル地区に関して複雑な感情はないことを示していると述べた。

CHP代表団との会談で共産党関係者は、関係がさらに進展し、その中で女性や青少年組織も含まれるよう望んだ。会議の主な議題は経済とシリアであった。クルチダルオール党首は、中国に対するCHPの見解を、「ひとつの中国」、「中国の内政不干渉」、 「中国の領土保全」と 、「国内の平和と世界の平和への前進における中国との平和的外交」であると説明した。同党首はシリア問題に関する党の見解も述べた。中国がロシアともに問題の平和的解決を支援できるとし、会談において、アサド大統領の存在について、彼の去就よりもシリアへの平和の到来に焦点を当てたと述べた。

■責任感を持った行動の警告

ケマル・クルチダルオールCHP党首は、CHPトゥンジェリのヒュセイン・アイギュン議員がサキネ・ジャンスズPKK(クルド労働者党;非合法)党員の周囲へお悔やみを述べたことに反対の意を示した。アイギュン議員は、一部アレヴィ―協会主催の活動に参加するために訪れたパリにおいて、ジャンスズ議員の家族を訪問し、お悔やみを述べた。クルチダルオール党首は、昨日、質問を受けて党の担当者から情報を伝えられたが、アイギュン議員とは面会しなかったと話した。また同党首は、「政治においては皆が責任感を持って行動しなければならない。責任というものだ。意味のない考えではない。政党の全党員は、党のルールと原則に注意して従うべきである」と述べた。この言葉がアイギュン議員への警告になったのかどうか、問責の有無について、クルチダルオール党首は、 「責任ある行動をとらなければならない。その件の中身を知らない。私たちは原則に従い行動していく」と答えた。

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( 翻訳者:大門志織 )
( 記事ID:28891 )