40歳以下の未婚女性の観光ツアー、禁止に?:イラン女性の人身売買の増加で(2)
2013年01月17日付 Mardomsalari紙

 イラン暦1383年〔西暦2004年〕に、最大級のイラン人女性の人身売買取引がアラブ首長国連邦のフジャイラで行われた。この人身売買に関する報道は、当局によって否定されたが、しかし同時に、治安当局はアラブ首長国連邦への女性密売集団にかかわっていた者たち25名を逮捕したことを発表した。国際刑事警察機構(インターポール)のイラン事務所長は2006年秋に、「最近では、若い女性たちの近隣諸国への密売はイランでもっとも利益の上がる商売の一つとなっている」と述べた。

 イランの若い女性たちの多くは貧しさが原因で、アラブ首長国連邦への出稼ぎを口実に、女性密売集団に関与してしまう。そして一度この〔売春という〕商売に手を染めてしまうと、もはやあと戻りはできなくなってしまうのである。これまでに多くのイラン人女性の遺体が、アラブ首長国連邦政府によってイランに返還されている〔=売春を生業とするイラン人女性たちは生前にイランに帰国することなく、アラブ首長国連邦の地で亡くなっている〕。

 〔イラン人未婚女性の出国〕禁止に関する報道が伝えられたことに対し、旅行代理店関係者らは懸念を深めている。とはいえ、これまでのところ、若い未婚女性に航空券を販売してはならないとする通達が彼らに対して出されているわけではない。こうしたなか、〔‥‥〕〔海外旅行をする人に有利なレートで割り当てられる〕「旅行外貨」の減少と国内における外貨の価値高騰によって、若者たち(その多くが大学生だが)による〔海外〕旅行が減少傾向にあり、もし女性たちの人身売買を防ぐ、あるいは彼女たちの健康・安全を守るといった理由で、未婚女性たちの〔海外〕旅行を禁止・制限するようなことになれば、徐々に〔海外〕旅行は女性たちの選択肢から外れるようになり、〔女性たちは〕心理的・社会的ストレスを抱えるようになるのではないかと、一部の旅行代理店関係者らは指摘している。

 昨年、ドバイ警察の人権課課長は、ドバイに売春宿が増加しつつあり、女性たちのドバイへの密売も増えていることを発表した。

 ドバイ警察人権課課長のムハンマド・アルメル大佐は記者会見の中で、ドバイにおける売春宿の増加という事実に懸念を深めていると述べ、さらに〔売春に手を染める〕女性たちの多くは18歳以下で、ツーリスト・ビザでドバイを訪れていることを明らかにしている。

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(翻訳者:8410051)
(記事ID:29004)