北イラク・クルド自治政府、イラク政府と合意進まず
2013年01月30日付 Radikal 紙


北イラク・クルド自治政府のペシュメルガ省は、イラク政府防衛省と合意に達しなかったことを明らかにした。

ペシュメルガ省は、最近の会議で、軋轢が生じた地域の問題解決について、バグダードのイラク政府防衛省関係者との間で合意に達しなかったと述べた。

ペシュメルガ省事務局長のジェッバー・ヤヴェルは、北イラクとバグダードの間で設けられた委員会が軋轢が生じた地域の問題解決のための会合をもうけたが、合意には達しなかったと述べた。

ヤヴェル事務局長は、会合では複数の地域において共同軍事組織を設けることで合意に達しなかった事を明らかにし、共同軍に関する地域の設定、現在地域に存在する勢力の撤退の有無が、問題となったと明らかにした。

同事務局長は、会議に臨席したクルド評議会が、軍と内務省に所属するクルド人の中枢からの排除決定を撤回するよう要求したと明らかにした。また、会議にはアメリカのバグダード大使館関係者も同席したと伝えた。

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( 翻訳者:藤田昌弘 )
( 記事ID:29063 )